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【指導計画】3年体育 楽しいな!うれしいな!もぐって うかんで スイスイスイ ~水泳運動~

2019/6/21

国立教育政策研究所教育課程調査官の監修による、教科指導のアイディアと授業のヒントをまとめた指導計画例です。次時の授業にお役立てください。

泳ぐ小学生のイメージ

執筆/秋田県秋田市立外旭川小学校教諭  佐藤 朗子
編集委員/国立教育政策研究所教育課程調査官 高田 彬成
 秋田県秋田市立旭南小学校校長   越中谷俊悦

授業づくりの前に

中学年の水泳運動は、「浮いて進む運動」及び「もぐる・浮く運動」で構成されています。水に浮いて進んだり呼吸したり、様々な方法で水にもぐったり浮いたりする楽しさや喜びに触れることができる運動です。水泳運動の行い方を知るとともに、一・二年生の流れを受け、水遊びの要素を取り入れながら、け伸びや初歩的な泳ぎ、もぐる・浮くなどの基本的な動きや技能を身に付けるようにし、高学年の水泳運動の学習につなげていくことが求められます。

そこで、「浮いて進む運動」と「もぐる・浮く運動」のどちらにも毎時間取り組めるように、活動の仕方を工夫しましょう。いろいろな動きを経験できるように、「もぐる・浮く運動」は教師が課題を提示し、「浮いて進む運動」は、自己の課題に応じた場を選んで学習できる時間を確保していくと効果的です。

バディやグループを有効に活用し、課題を見付け、解決のための活動を工夫するとともに、考えたことを友達に伝えたり、きまりを守り誰とでも仲よく運動したり、友達の考えを認めたり、水泳運動の心得を守って安全に気を付けたりすることが大切です。

単元の計画(例)

クリックすると別ウィンドウで開きます

学習を進めるにあたって

Point1 安全に楽しく運動できるようにするために

→プールに入る前に、子供たちに水泳運動の心得を守ることを指導しよう。
→順番やきまりを守り、誰とでも仲よく励まし合うことの大切さを指導しよう。
→複数の目で、子供たち全員の様子をしっかりと確認しながら指導しよう。

水泳運動の心得

水泳運動の心得
●準備運動・整理運動を正しく
●バディでお互いを確認しながら
●シャワーを浴びてからゆっくり水の中へ
●プールサイドを走らない
●プールに飛び込まない

安全対策について① 「よく聞く」ことを習慣付ける

子供は楽しいとつい夢中になって、無理をしたり危険なことをしたりします。単元のはじめに、教師の話や笛の合図をよく聞いて、きまりを守って活動することができるように指導しましょう。

安全対策について② 複数の目で子供を見守る

子供たちの安全確保のために、チームとして指導できる体制をとりましょう。プールに入って指導する教師、プールサイドから全体の様子を確認しながら指導する教師というように、役割分担して指導しましょう。

安全対策について③ 準備運動をしっかりと行う

子供の身体の状況をよく観察し、気象条件を考慮しながら運動の内容や量を考えましょう。準備運動は事故を防止する上で不可欠です。準備運動の大切さを子供たちが理解し、自主的に行うことができるように指導しましょう。

Point2 活動を工夫したり、友達とかかわり合ったりしながら運動ができるようにするために

→一斉学習やバディシステムなどを学習内容に応じて取り入れよう。
→できる浮き方や泳ぎ方で、友達と競争を楽しみながら動きを身に付けられるようにしよう。

バディシステム(2人1組で学習を進める方法)】

●安全を確かめ合う
●進歩の様子を確かめ合う
●助け合い励まし合う
・・・などの効果が期待できます。

バディの組み合わせは、指導の狙いに応じて配慮しましょう。
●泳力が同じくらいの者
●熟練者と初心者
・・・など

●見付けた友達のよい動きや、課題解決のための動きのポイントを言葉や動作で伝え合うことができるように、また、友達の考えを認めることができるように指導しましょう。

●自ら試したもぐり方や浮き方を友達に紹介したり、互いのよい動きの真似をしたりする場面をつくりましょう。

●陸上で動いたり、補助具を使ったり、友達に補助してもらったりするなど、練習の仕方を選ぶことができるように指導しましょう。

●陸上で動いたり、補助具を使ったり、友達に補助してもらったりするなど、練習の仕方を選ぶことができるように指導しましょう。

●距離や回数など、自分の課題を見付けることができるように指導しましょう。

Point3 運動のポイントをイメージできるようにするために

→動きのポイントを具体的にイメージできるように、助言の仕方を工夫しよう。

水中での息吐き

もぐっているときに「ンーー」と声を出し、鼻から息を出してみよう。

息継ぎにつながる動き

息を吐き切ったら、手で水面を押すようにして顔を上げてみよう。

け伸び

水底を見て、体の力を抜いてリラックスしたほうが、水の中をよく進むことができるよ。

腕で頭をはさむようにして体を伸ばそう。

ばた足

両足の親指が触れ合うようにしよう。

ばた足は膝を曲げず、ももの付け根から、うちわであおぐように動かそう。

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