後を絶たない、虐待・いじめを苦にした自殺事件
子どもの虐待死や、いじめを苦にした児童生徒の自殺が相次いで発生しています。こうした痛ましい事件を防ぐために、学校に何ができるのか。教員はどう対応すべきなのか。虐待やいじめに関する最近のニュースを振り返ってみましょう。

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後を絶たない虐待死
2019年1月、千葉県野田市の小4栗原心愛さんが、両親からの虐待によって死亡するという痛ましい事件が起こりました。 2018年3月には、東京都目黒区の船戸結愛ちゃん(当時5歳)が 両親からの虐待により亡くなっています。
主に家庭で起こる児童虐待に対して、学校が直接介入するのは難しい部分があります。しかし、子どもの様子の変化や虐待のサインをいち早く察知できるのも学校です。虐待の防止と子どもの保護について学校に何ができるのか、真剣に考えていく必要があるでしょう。