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係活動のふり返りはカードの活用がポイント!

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低学年では、係活動のふり返りを通して、互いに認め合える場を確保できるようにしましょう。

執筆/神奈川県公立小学校教諭・西田あすか

係活動のふり返りのポイント

係活動のふり返り

係活動では、低学年のときから、めあてをふり返る時間を設けることが大切です。最初は、ふり返る際に教師が入り、成果と課題を一緒に整理できるとよいでしょう。一つ一つの活動のまとめを大切にし、さらに次の活動がよりよくなるようにしましょう。

まずは、夏休み前までに取り組んできたことをみんなで共有し、学級のために活動することの大切さや楽しさを味わえるようなふり返りの時間を確保しましょう。また、学級で共有できたことを学級会の議題や集会につなげてもよいでしょう。そして、夏休み後も子供の活動意欲をさらに高めていきたいものです。

「計画を立てて、みんなで遊べたね」
「ルールが伝わってなかったから、しっかりルールを決めよう」

一年生のふり返り

「電気をつける」「黒板を消す」など、一人一役の活動から少しずつスタートしてきました。学級内に自分の役割を見付けて取り組んできたことを、簡単なふり返りカードなどを使って一人ひとりふり返ることができるようにします。

ふり返りの場を設定する

同じ活動グループで集まっても、まだ話合いは難しいので、まず「自分はどんな活動をしたか」を個人でふり返ります。教師が、何人かのふり返りを紹介することで、他の友達のことにも目を向け始める子もいるでしょう。

教師が中心となって、互いのがんばりを共有し、互いに認め合えるような時間にできたらよいですね。

達成感を味わえるようにする

「一人ひとりが活動することが、クラスをよりよくしている」と、子供たちの活動を教師が価値付けしましょう。「みんなのためにできてうれしい」「もっとみんなの役に立ちたい」という気持ちを高め、学級への所属感や活動への達成感を育てていきましょう。

〈一年生ふり返りカードの例〉

一年生ふり返りカードの例

〈自分のがんばりを書くカードの例〉

自分のがんばりを書くカードの例

二年生のふり返り

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