算数の授業導入に最適「4つの4」ゲーム【動画】
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スッキリとわかりやすい解説で定評のある小学校教諭・八神進祐先生による動画シリーズ。今回は「4つの4」というゲームを紹介します。4つの4と四則演算を使って、0から9までの答えになる式をつくるアクティビティで、授業への集中力や意欲を高めましょう。
目次
「4つの4」ゲームやり方
4つの「4」に「+」「-」「×」「÷」の記号を使って計算をします。記号は何度使ってもOKです。
例)4+4+4-4=0
答えが0の場合はこのような式になります。このように0から9までそれぞれの答えが当てはまるように数式を考えるというゲームです。子供たちにやり方を説明する際、こんなふうに声をかけると子供たちは張り切って取り組みます。
答えを0ではなく、ほかの数にすることってできるのでしょうか。ちょっとみんなで考えてみましょう!
2ができたよ~~~
7ができた!
しばらくしたら、「1」から順番に数式がつくれたかどうか子供たちに聞いていきます。

「3」ができた人がいませんね。ではみんなで「3」ができるように考えてみましょう! ( )を使ってもいいですよ。それではどうぞ!
と言ってみんなで考えていきます。
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答えは (4×4-4)÷4=3
計算の順序の確認にもなりますね。子供たちは脳みそから汗をかくくらい、一生懸命考えます。算数の授業の導入として、クラス全員で楽しめるアクティビティになるはずです。
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▼0から9までの数式の例
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■八神進祐先生 1988年愛知県生まれ。教育サークルMOVE代表。教育論文入賞多数、第5回・第7回全国授業の鉄人コンクール優秀賞。共著に『学校現場発、これが本物の道徳科の授業づくり 主体的・対話的で深い学びの原点は道徳科の授業の中にある』(黎明書房)がある。Twitterアカウント@teacher16694123では日々「三行教育技術」を発信中。