ICTスキル【わかる!教育ニュース #82】

先生だったら知っておきたい、様々な教育ニュースについて解説します。連載第82回のテーマは「ICTスキル」です。
目次
小中学生が最も多く習得しているのは、「写真や動画の撮影」スキル
GIGAスクール構想の進展で、1人1台端末環境が整いました。家庭でも幼い頃からスマホやタブレット端末、パソコンに触れる機会が増えています。では、子供たちの情報通信技術(ICT)機器を使いこなす力は、どれぐらい備わっているのでしょうか。
NTTドコモモバイル社会研究所が小中学生のICTスキルを、低学年(小1~3)、高学年(小4~6)、中学生に分けて調べたところ、最も多く習得しているのは、どの学年層も「写真や動画の撮影」でした(参照データ)。低学年で85%、高学年が90%、中学生は96%が身に付けています。次に多いのが、スマホでの文字入力。低学年67%、高学年は89%で、中学生は95%に上りました。
一方、学年層の差が大きい項目もあります。インターネットでの情報検索は低学年46%に対し、高学年は85%、中学生93%。パソコンでの文字入力も、低学年は40%ですが、高学年は78%、中学生88%で、スマホ入力と比べて開きが目立ちました。
ただ、パソコン入力は、学校での使用頻度によって伸びる余地もあります。調査の分析では、授業で機器を使う回数が多いほど習得率が高く、特に低学年に顕著でした。月1回以下だと習得率は26%ですが、週1回以下で37%、週2回以上だと約2倍の50%に上昇しています。
