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小1特別活動「クラスのすごろくをつくろう」指導アイデア

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文部科学省教科調査官監修「特別活動 指導アイデア」
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【文部科学省視学官監修】特別活動 指導アイデア
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文部科学省教科調査官監修「教科指導のヒントとアイデア」
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文部科学省教科調査官

和久井伸彦
小1特別活動「クラスのすごろくをつくろう」指導アイデア バナー

文部科学省教科調査官監修による、小1特別活動の指導アイデアです。2026年1月は、学級活動(1) 「クラスのすごろくをつくろう」の実践を紹介します。この活動を通して、自分たちの成長を感じたり、みんなで達成感を味わったりできることを目指します。

執筆/埼玉県公立小学校教諭・佐藤絵里香
監修/文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・和久井伸彦
 埼玉県公立小学校校長・野村佐智夫

年間執筆計画

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04月 学級活動(1) なかよくあそぼうかいをしよう
05月 学級活動(2)ア がっこうのきまり
06月 学級活動(1) くらすのおしごとをきめよう
07月 学級活動(1) 1学期がんばったね会をしよう
09月 学級活動(1) すきなことはっぴょうかいをしよう
10月 学級活動(3)ウ ほんとなかよし
11月 学級活動(1) クラスのうたをつくろう
12月 学級活動(2)エ たべるのだいすき
01月 学級活動(1) クラスのすごろくをつくろう
02月 学級活動(3)ア もうすぐ2年生
03月 学級活動(1) 思い出集会をしよう

はじめに

3学期が始まり、あと3か月で2年生になる子供たちは、友達との関わりが広がり、また深まってきており、協力して活動することが楽しくなってきている様子が、よく見られます。休み時間や給食の時間に、「今度一緒に遊ぼう!」「こういう遊び、知っている?」などと誘い合うような姿も多く見られ、仲間とともに活動することに安心感をもっている様子がうかがえます。そうは言っても子供ですので、意見が異なったときに譲れなかったり、話し合っても意見をまとめることが難しかったりする様子も見られます。

そのような子供たちにとって、学級で過ごしてきた思い出を振り返ることができれば、仲間のいるよさが再確認できたり、互いの思いを分かり合えたりすることができるようになると思います。そこで、学級の1年間の思い出をすごろくの形で表していく「学級のすごろくづくり」は、まさにこの時期にぴったりの活動と言えます。みんなで協力してすごろくという1つの作品を仕上げ、遊ぶ活動を通して、自分たちの成長を感じたり、みんなで最後までつくり上げることができたという達成感を味わったりすることができることと思います。

本実践までの本学級の状況

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