小１特別活動「たべるのだいすき」指導アイデア

文部科学省教科調査官監修による、小１特別活動の指導アイデアです。12月は、学級活動(２) 「たべるのだいすき」の実践を紹介します。

「たべるのだいすき」の実践を通して、なぜいろいろな食材を食べるのかを考えるなど、これまでの食生活から一人一人がレベルアップを図ることができるように、自分でどのようなことに取り組むかを意思決定できることを目指します。

執筆／埼玉県公立小学校主幹教諭・村山由香利
監修／文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・和久井伸彦
　埼玉県公立小学校校長・野村佐智夫

年間執筆計画

はじめに

2026年１月24日から「全国学校給食週間」です。これを機に、これまでの食生活を見直して望ましい食習慣の形成につながる第一歩を踏み出すことができるよう、学級活動(2)エ「食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成」の授業を行います。この授業を通して、食に関する興味や関心が高まり、自分に合った食生活に取り組むことができるようにしていきましょう。

今回は、ゲストティーチャーとして栄養教諭に関わってもらうことで、望ましい食習慣のポイントを確認することができるようにします。栄養教諭の専門性を生かして授業を行うことで、子供たちの関心が高まるだけでなく、発達の段階に即した専門的な指導を行うことができるようになります。

本実践までの本学級の状況