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一年生の担任が決まってから入学式後1週間まで「することリスト」

特集
入学式特集:挨拶文例、式の準備から学級開きまで
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岡山県公立小学校教諭

南惠介

一年生担任の年度はじめは、やることがいっぱい。それでも優先順位をつけて計画的に進めていけば、滞りなくスタ―トが切れます。一年生担任のベテラン・南惠介先生に一年生担任としての準備について解説していただきました。

執筆/岡山県公立小学校・南惠介

新一年生のクラスイメージ写真
撮影/浅原孝子

入学式当日を中心に考えよう

優先順位の一番は、やはり入学式。

・教室はどうなっているとよいですか?
・教室には何があったらよいですか?
・先生と子ども、保護者はどう動きますか?
・入学式はどのように行いますか?
・入学式前後の動きはどうなっていますか?

お勧めするのは、「細案」をつくることです。時間と照らし合わせ、会場や教室を見たり、実際に動いたりしながら、細案を作りましょう。

入学式当日の細案の例
入学式当日の細案の例
(クリックすると別ウィンドウで開きます)

初日~最初の1週間を具体的にイメージする

初日に何をするか。そして、1週間、どんなことをするかを具体的に考えておきましょう。勉強はもちろん大切ですが、一年生にとっては「生活する場所」という意識を担任はより強く持っているべきです。朝から帰るまでの「学校での生活」で、何を確認し、教えていくのかをイメージしておきましょう。

もちろん授業をどうするかも大切です。一年生の子どもたちは口をそろえて「はやく勉強したい」と言います。その期待に少しでも応えられるように、楽しく、ためになる授業を考えておきましょう。

また、何がどこにあるのかを示すのは、案外大切なことです。教室の中だけでなく、子どもたちが動く範囲で、「この部屋は何の部屋なのか」を掲示しておくとよいでしょう。

教室の外や、トイレはよく目立たせる工夫があるとよいでしょう。クラスがいくつかある場合は、いぬ、ねこ、うさぎなど動物のマークで示すと自分のクラスがわかりやすくなります。下駄箱なども同じマークを使うと、子どもたちはよりわかりやすくなります。

動物のマークのあるドアのイラスト

「使えるもの」は使おう

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