【連載】坂内智之先生の 愛着に課題を抱えた子が伸びるアプローチ~学級担任にできること~#7 愛着の課題を乗り越える授業、どうつくる?<後編>―実践編その3―
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近年、教員たちが対応に苦慮し、学校現場を根底から揺るがしている「愛着障害に苦しむ子どもたち」。そうした子どもたちによって荒れた学級を何度も立て直してきた坂内先生が、今、学級担任に何ができるのかを提案し、これからの学級のあり方について考えていく連載第7回。今回も授業を変えるための具体的なポイントについて提案していきます。
執筆/福島県公立小学校教諭・坂内智之
目次
愛着障害を抱える子も学べる授業づくり
前回に引き続き、授業の改善策と、それを実践する際の具体的なポイントについて提案していきます。前回(第6回)に示した「改善策その1」と合わせてお読みください。

坂内智之プロフィール
ばんない・ともゆき。1968年福島県生まれ。 東京学芸大学教育学部卒業。福島県公立小学校教諭。協働学習の授業実践家で「学びの共同体」から『学び合い』の授業を経て、20年以上にわたり、協働学習の授業実践を続ける。近年では「てつがく」を取り入れた授業実践を行う。 共著に『子どもの書く力が飛躍的に伸びる!学びのカリキュラム・マネジメント』(学事出版)、『放射線になんか、まけないぞ!』(太郞次郎社エディタス)がある。