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【相談募集中】地域移行がスタートし、部活動のあり方について悩んでいる

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「全国教育交流会」代表

中野敏治

土日の部活動の地域移行がスタートしたことで、部員たちの中で温度差や考え方のズレが生まれてしまったという相談が、「みん教相談室」に届きました。ここでは、元中学校校長で「全国教育交流会」代表の中野敏治先生による回答をシェアします。

部活のイラスト

Q.地域移行がスタートし、部活動のあり方について悩んでいます

中学校で教諭をしています。私は今、部活動のあり方について悩んでいます。

私の勤務する地区では、土日の部活動の地域移行がスタートしています。平日の部活動は今まで通り行い、土日の活動に関しては希望者のみの参加。外部の指導者が来て活動を行っています。

地域移行前は、部員みんなが同じ気持ちで同じ方向を向いて活動に取り組めていましたが、地域移行の活動が始まり少しずつ、部内に温度差や考え方のズレが生じるようになりました。

土日の活動に参加している生徒と参加していない生徒の技量差、そこから生じるやる気の差。土日はより専門的な指導を受けることができ、平日の活動に対する物足りなさを感じる生徒も。土日の活動は限られた人数で行っているので、ゆるく楽しくできるから平日の部活動を辞め、土日の地域クラブのみ参加しようと考えている生徒もいるようです。あと半年で引退を迎えるにもかかわらず、そのような考えを持っていることに残念な気持ちと自分のふがいなさを感じる日々です。

地域移行によるゆがみは、いずれ出てくるだろうと覚悟はしていましたが、いざ目の前にしてみると正直苦しいです。どのような心持ちで進んでいけばいいのか、アドバイスをいただけると幸いです。

(ぷー先生・20代女性)

A.生徒の成長のためにあるという部活動本来の目的を再認識してみましょう

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