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【相談募集中】子供の「できない」にばかり目がいってしまう

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元宮城県公立小学校教員

川上淳子

子供の「よくない部分」ばかりが目につき、苛立ってしまう自分に自己嫌悪を感じているという先生からの相談が、「みん教相談室」へ届きました。ここでは、長年小学校教師を務めたのち、現在は研修講師として活動している川上淳子さんの回答をお届けします。

イラストAC

Q.子供の「できない」にばかり目がいってしまいます

子供の「できない」にばかり目がいってしまいます。

今年度から5年生を担任しています。愚痴になってしまいますが、昨年度は担任の先生方がかなり自由な方々で、指導事項も無視してやっていった挙句、転職していってしまいました……。その過程を見ていたため、この子たちに良いイメージがないまま受け持ちました。そういった経緯があり、私の個人的な感情によって、子供たちをみる目が変わってしまいます。

子供たちは本当に素直でピュアで一生懸命で良い子たちです。しかしふとしたときに、授業の態度や提出物や考え方等、情けない面も見えてきてしまいます。「この子たちはそういう面もあるけど、〇〇はとても良いから」と考えようとしても、どうしても昨年度の担任団の適当な受け渡しに目がいき苛立ちが勝ってしまいます。もちろんその方々のおかげで、この素直さ等の良さがあるのかもしれません。でも、教科書の内容を踏襲していなかったり、系統的なものが一切身についていなかったりと、粗さのほうが目についてしまいます。

子供に罪はないことはわかっていながらも、どうしても苛立ってしまう自分の無力さというか精神の幼さで、一生懸命頑張る子供たちへの罪悪感がものすごいです……。何かアドバイスいただけましたら幸いです。(管理職には面談の際に伝えています)

(な先生・20代男性) 

A.先生自身の自己肯定感を育み、指導に尽力できる教師に

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