連載マンガ「人間関係のピンチ!自分で解決マニュアル」第6回 学校に趣味の合う人がいない

アドバイス/山田洋一(北海道公立小学校教諭)
マンガ/明野みる

小学校中学年から中学3年生くらいまでを対象に、その悩みをできるだけ自力で解決できるようアドバイスする連載マンガ第6回。ピンチ&解決場面をマンガで示し、それぞれに山田洋一先生のアドバイスが付いています。学校の先生方は、1人1台端末に配布して子供たちに読ませる、出力して教室に掲示するなど、学級でぜひご活用ください。
目次
今回のピンチは…「学校に趣味の合う人がいない」

君には、熱中できるなにかがあるんだよね。そのことなら、1日中話せるし、考えていても飽きない。それはとても幸せなことだと思うんだ。
でも、君は孤独になっているかもしれないね。
君が大好きな「そのこと」について話すと、みんなの表情が引きつっているような気がする。みんな無理して笑っているような気がする。
ひょっとすると、もっとはっきり「なにそれ?」って言われているかもしれないね。
君は、大好きな「そのこと」について、誰かと話したいし、話したときに「うんうん、わかるぅ~」って、共感してほしい。でも、今は誰もそんなふうに聞いてくれていないと思って孤独なんだよね。