連載マンガ「人間関係のピンチ!自分で解決マニュアル」第1回 忘れ物が多すぎる!

アドバイス/山田洋一(北海道公立小学校教諭)
マンガ/明野みる

子供も大人も、日々、悩みは尽きません。中でもやっかいなのが人間関係。そこで、小学校中学年から中学3年生くらいまでを対象に、そうした悩みをできるだけ自力で解決できるようアドバイスする連載をスタートします。ピンチ&解決場面をマンガで示し、それぞれに山田洋一先生のアドバイスが付いています。学校の先生方は、1人1台端末に配布して子供たちに読ませる、出力して教室に掲示するなど、学級でぜひご活用ください。
目次
今回のピンチは…「忘れ物が多すぎる!」

君は、とにかく忘れ物が多い。毎日持っていく物はもちろん、絵の具セット、書道セット、裁縫セットなんていうものも、一度で持って行けたことはない。
友達は、「しょうがないなあ…」なんて言って貸してくれるけれど、先生は「自分が悪いんだから、自分で何とかしなさい」なんて言う。
もちろん、先生だって君に意地悪をするつもりはないんだろうけれど、学習できなくて困っちゃう。
それに、忘れ物をしたくてしているわけじゃない。だから、忘れ物をするたびに、「わたしは、なんてダメなんだろう」って、けっこう落ち込むよね。 周りの人は、「メモをすればいいよ」って言ってくれるけれど、メモを見るのも忘れちゃうしね……。