小4学習発表会「水の大切さを考える」本番までの指導の流れ
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「学習発表会」は、子供たちの自主性・自立心を育てるチャンスです。4年生の 舞台発表実践事例 「わたしたちのくらしと水」の本番までのスケジュールを追って、内容と指導ポイントを紹介します。
執筆/東京都公立小学校教諭・黒木愛(くろき ちか)

目次
学習発表会のテーマのポイント
「水の大切さを伝える」
学習内容からテーマを決める
4年生では、「水」に関する学習内容が多く、社会では「大切な水」、理科では「空気と水」「自然の中の水」「水の3つのすがた」「もののあたたまりかた」などの単元で学習するため、昨年は学習発表会のテーマを「水」にしました。授業での内容をさらに深めた内容を発表します。
1.事前調査(1時間)
内容
学習発表会に、どんなことを発表したいのかを調査する。
調査ポイント
● どのようなことを発表したいのか、子供が学んだことや子供の考えや気持ちなどを事前調査する。
● 調査結果を基に教師で話し合って、構想を練り、大まかな流れを決める。
● 各クラス4人の学習発表会実行委員を決める。子供たちが中心となって発表するために、学習発表会実行委員がリーダーになる。
● 教師と実行委員で構想を検討する。