学習カードゲーム「漢字部首合わせ」【ダウンロード&プリントOK】

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カード用紙等に印刷して自作する学習ゲームのシリーズ企画です。今回は、漢字の同じ部首を合わせて、花札のようにして遊ぶカードゲーム「漢字部首合わせ」です。カード遊びを通して、部首、漢字を自然と学習することができ、自発的な漢字学習の習慣づけに役立ちます。

カードデータは記事の最後でダウンロードできます。印刷して使用してください。

ゲーム考案/小川昌洋

対象 小学3年生以上
人数 2~3人
時間の目安 10~15分
使用するもの 漢字カード60枚

★カードに出てくる漢字60文字(部首15種×4)
 ※すべて、小学3年生までに習う漢字です。

マークは勝利条件で使います(同じマーク3枚で勝利)

ゲーム① 部首合わせ

ゲームの準備

・すべてのカードを裏向きでよく混ぜ、山札を作ります。
・山札から全員に8枚ずつ配ります。
・山札から8枚を表にして中央(場)に置きます。
・好きな手段でスタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤーから時計回りに手番が回ります。

ゲームの進め方

自分の手番では、以下の①②の順で行います。②が済んだら、次の人の手番になります。

①手札出し
・自分の手札からカードを1枚選んで場に出します。
・出したカードと同じ部首のカードが場にあれば、その1枚と出したカードを獲得します(図1)。ただし、置いたカードと同じ部首のカードが場に3枚ある場合、3枚すべてのカードと一緒に獲得します(図2)。獲得したカードは自分の前に表向きで並べて置きます。
・出したカードと同じ部首のカードが場になければ、出したカードを場に置きます。

図1
図2

②山札めくり
・山札からカードを1枚めくります。
・めくったカードと同じ部首のカードが場にあれば、その1枚とめくったカードを獲得します。獲得したカードは自分の前に表向きで並べて置きます。
・めくったカードと同じ部首のカードが場になければ、めくったカードを場に置きます。

勝利条件

・自分が獲得したカードで「二字熟語2組以上」または「同じマーク3枚以上」を先に集めた人の勝利です。(図3)

図3

○このゲームで作れる二字熟語の例

●このゲームで作れる二字熟語の例
横行 温室 家計 回線 回想 回答 休園 休校 休息 急進 急落 急流 行間 薬指 計算 決行 決定 語意 校門 行使 行進 後進 国家 国語 作意 作図 作話 指図 作家 使役 週間 週休 進級 進行 線間 想定 体温 体調 茶園 茶室 茶柱 注意 調温 調和 通園 通行 通算 通話 定温 定休 等温 等級 投薬 荷役 秒間 返答 持家 問答 薬科 指笛 横線 落語 流通 緑茶 林間 和紙 和室

ゲーム② 部首神経衰弱

ゲームの準備

・すべてのカードを裏向きでよく混ぜ、裏向きのまま場にバラバラに置きます。
・好きな手段でスタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤーから時計回りに手番が回ります。

ゲームの進め方

・場のカードから2枚選んでめくります。
・めくった2枚のカードが同じ部首であれば、その2枚を獲得します。(図4)
・カードを獲得したら、続けてカードを2枚めくります。
・めくった2枚が同じ部首でなければ、めくったカードを裏向きに戻して、次の人の番になります。

図4

勝利条件

・自分が獲得したカードで「二字熟語2組以上」または「同じマーク3枚以上」を先に集めた人の勝利です。

小川昌洋(おがわまさひろ)
カードゲームデザイナー。「ワードスナイパー」をはじめ、数々のカードゲーム、ボードゲームを制作。
ワードスナイパー特設ページ

カードデータダウンロード

●学習カードゲーム「部首合わせ」

A4用と名刺サイズ用(55×91㎜)の2タイプを用意しました。名刺サイズ用紙を印刷できるプリンターをお持ちの方は、名刺サイズ用で印刷すると簡単です。裏面のデータは、薄い紙で透ける場合に使用してください。

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構成/みんなの教育技術編集部

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