どの子も達成感を味わえる川跳び・走り幅跳びの授業は、どうしたらいいの? 【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #32】
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前回のゴム跳び、走り高跳びに引き続き、今回は、川跳び、走り幅跳びを例に、どの子も達成感を味わえる記録の得点化を紹介します。川跳びと走り幅跳びの学習の場づくりとマネジメントについては、ブラッシュアップ体育授業#23をご覧ください。
執筆/新潟県公立特別支援学校教諭・酒井慎一郎
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川 譲
目次
1 川跳び(低・中学年)
低学年や中学年では、毎回巻き尺を使って測定すると、そのことに時間を多く費やしてしまい、活動量が減ってしまいます。砂場にゴム(幅2㎝程度の平ゴム)を張り、10点おきの点数を付ける川跳びがお薦めです。下のイラストのような場の設定になります。クラスの実態に合わせて1本目のゴムまでの距離を調整します(3年生で150㎝程度が目安)。ゴムを踏んだ場合の得点については、学級で話し合っておくとよいでしょう。
