【校外学習&バスレク】小学生が盛り上がる活動ネタ4選

二学期前半には、教師と子どもたちの関係、子ども同士の関係をもう一度繫ぎ直し、「もっと学びたい!」という意欲をかきたてる授業や活動づくりが必要です。ここでは、1年生と2年生向けに校外学習&バスレク等で盛り上がる活動ネタをご紹介します。
執筆/京都教育大学附属桃山小学校・樋口万太郎

目次
ネタ1 校外学習ネタ「オクトパス」
校外学習などで広い広場に行った時に、線を引けばすぐにできるネタです。準備物は、何も必要ありません。

ルール
① 鬼(2~3人)を決める。
② 鬼以外の子どもたちは、図のようにライン上に並ぶ。
③「オクトパス」という鬼の掛け声があると、向かい側の線に走り始める。
④ 鬼にタッチをされると、その場で座る(鬼は自由に動き回ることができる。線を越えるとクリア)。
⑤ 向かい側の線に移動したら、再び「オクトパス」という鬼の掛け声で、反対側の線に走り始める。
⑥ 鬼はこれまでと同様にタッチをする。鬼に加え、座っている子たちもタッチをすることができる。
⑦鬼または座っている子にタッチされるとその場に座る。
③~⑦を繰り返し、制限時間内(5~10分)にタッチされなければクリア。クリアできた子に対し、みんなで拍手をします。
ネタ2 校外学習ネタ「2桁の数を密告中」
自分の背中に貼られた紙に書かれている数を密告し合い、最後の一人になったら勝ちというゲームです。

ルール
① 2桁の数字を書いた紙を用意する。
② 紙を子どもたちの背中に貼る。
③「よーい、どん」のスタートで全員が逃げる。お互いに背中を見られないように子どもたちは工夫をして逃げるようにする(手などで数を隠すこと、強引に背中を見ようと身体接触することは禁止)。
④ 誰に何番が書かれているか分かった子は、先生に密告する。
⑤ 誰に何番が書かれているのかが正しければ、密告された子はアウト。もし間違っていれば、密告してきた子がアウトになる。
⑥ 最後の一人になるまで続ける。もしくは制限時間内で密告されなかった子が優勝。
2桁の数字が書れた紙の準備に時間がかかると思われたかもしれません。この紙は前日に子どもたちと作成をしておきます。事前に2桁の数字を控えておけばそんなに時間はかかりません。必ずしも全員が貼る必要はなく、クラスの10人ぐらいだけが貼った状態でも、密告しようと盛り上がります。