6年生を送る会の入場は、1年生がエスコート!【楽しい6送会アイデア #1】

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松下隼司の笑って!!エヴリディ
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卒業特集ー6担初心者もこれで安心!ー 

大阪府公立小学校教諭

松下隼司

6年生を送る会の退場の際、下級生と先生でつくられた花道を歩く6年生は、とても嬉しそう(恥ずかしそう)で、見ていて心があたたまりますよね。一方で入場時は、卒業式と同じように、整然と歩くことが多いのではないでしょうか。そこにも一味加えると、会がより一層盛り上がりそうですよね。そこで今回は、6年生を送る会の入場時を楽しいものにする工夫を紹介します!

劇団俳優を経て、公立小学校の教壇へ。得意のダンス指導で日本一になったり、絵本作家にチャレンジしたりと、精力的な毎日を過ごす松下隼司先生。その教育観の底には、子どもも指導者も毎日楽しく、笑顔でありたいという願いがあるそうです。そんな松下先生から、笑顔のおすそわけをしてもらうコーナーです。

指導/大阪府公立小学校教諭・松下隼司

1年生が6年生をエスコート

6年生を送る会の入場時も、花道を通る退場時と同じように心あたたまるものになる工夫、それは、「1年生がエスコートする」ことです!

【1】 エスコート例

1年生と6年生が手をつないで入場します。1年生が6年生の少し前を歩くようにするのがポイントです。

エスコート感が出て可愛らしいです♡

6年生の人数が1年生より多い場合

1人の1年生が右手で1人の6年生と手をつなぎ、左手でもう1人の6年生と手をつないでエスコートします。

小さな1年生が2人の大きな6年生をエスコートしている姿が可愛らしいです♡

1年生の人数が6年生より多い場合

1年生2人の間に、6年生1人です。

2人の1年生に連れて行かれる6年生の姿が可愛らしいです♡

【2】 入場前のアナウンス

5年生の実行委員会が司会の場合

6年生のお兄さん、お姉さんも、4月から中学1年生です。〇〇小学校の1年生が、6年生の入場をエスコート(お手伝い)します

1年生がアナウンスする場合

6年生のお兄ちゃん、お姉ちゃん、1年間、ありがとうございました。とてもやさしくしてくれて、うれしかったです。今日の会は、わたしたち1年生が、6年生をやさしくご招待します

「6年生が入場します」のアナウンスだけで入場するのもいいですが、少し工夫することで、これから楽しい会が始まるんだという印象になります。

【3】 入場のおすすめBGM

『一年生になったら』(作詞:まど・みちお/作曲:山本直純)

6年生も、4月から中学1年生になります。そして、6年前の入学時を思いだすきっかけにもなる曲です。隣には可愛らしい1年生もいます。『1年生になったら』のBGM、ぴったりかと思います!


松下隼司先生

松下隼司(まつした じゅんじ)
大阪府公立小学校教諭。第4回全日本ダンス教育指導者指導技術コンクールで文部科学大臣賞、第69回(2020年度)読売教育賞 健康・体力づくり部門で優秀賞を受賞。さらに、日本最古の神社である大神神社短歌祭で額田王賞、プレゼンアワード2020で優秀賞を受賞するなど、様々なジャンルでの受賞歴がある。小劇場を中心に10年間の演劇活動をしていた経験も。著書に、『むずかしい学級の空気をかえる 楽級経営』(東洋館出版社)絵本『ぼく、わたしのトリセツ』(アメージング出版)絵本『せんせいって』(みらいパブリッシング)がある。

イラスト/したらみ 横井智美

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