12月から1月の学級担任実務〜あわただしい三学期を計画的に乗り越える!
12月と1月の学級担任実務をまとめました。学年末を見通して、計画的に進めましょう。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・山本恭兵

目次
❶個人面談や保護者会の準備
内容の確認と資料作成
教科の学習や学級活動などの評価資料を用意し、具体的な子供の姿を挙げて話す準備をします。子供一人ひとりのキャリアパスポートも活用しましょう。また、学年末に向けて育てていきたい力や各家庭にお願いしたいことなどを確認します。
掲示物などの環境整備と確認
教室や廊下の掲示物に目を配り、全員分掲示されているか、コメントは適切かなど、保護者の目線を意識して確認しましょう。
❷通知表の作成
評価資料の整理・評価
各教科の単元ごとの評価資料を整理します。学年の先生と相談しながら、評価規準に基づいて評価をします。
所見の記入
一人ひとりの成長を捉え、三学期の励みになるように、子供の成長した姿を具体的に記入しましょう。課題について書くときは、これまでにしてきた支援や今後の改善策も伝えるようにします。
内容の最終確認
学年の先生方を中心に、複数の教師の目で誤字脱字や不適切な表現がないか確認します。最終確認は管理職ですが、係などは、詳しく知っている担任が事前にしっかり確認しましょう。クラブの評価は担当の先生に確認してもらいます。