つながりを深め笑顔に「夏休み振り返りエクササイズ」

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教師の夏休み・リスタート特集:過ごし方のヒントから二学期準備まで
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充実した時間を過ごした子供もそうでない子も、夏休みをどのように過ごしたか、振り返るエクササイズを紹介します。やる気をもって二学期を過ごすことができるように、お互いの信頼関係が深まるようにしましょう。

執筆/熊本県熊本市立公立小学校教諭 今市清美

エクササイズ1.「この夏、私は~」夏の出来事を発表

●エクササイズのねらい
・夏休みに体験したことを、インタビュー形式で友達に話すことで、自分の良さや友達の良さに気付く。
・やる気をもって、二学期を過ごそうとする自信につなげる。

<準備>
事前に夏休みの出来事や体験したことを、下記のシートを参考に書いておきます。

夏休みにしたことを、「この夏、私は・・」で始まる文章を書いて振り返るプリント
クリックすると別ウィンドウで開きます

<インストラクション>
長い休みの間に、友達がどんな体験をしたのかをお互いに聞き合うことで、自分の良さや友達の良さを見つけることを伝えます。まずはじめに、教師がこの夏体験したことを2分間くらいで話してみましょう。教師の体験談や失敗談を話すことで、子供たちとの距離もぐっと縮まります。

先生から夏の体験を話す

<エクササイズ>
1.席が近い者同士で、4人グループをつくる。
2.インタビューする人、答える人、聞く人(全員が順番に交代する)と、役割を分担する。
3.インタビュアーになったら、事前に書いたシートの中から、聞きたいことを選んでインタビューをする。
4.話す時間は1人2分間にして、全員が話す。2周目は、詳しく聞きたいことをさらに質問してよいことにする(時間の合図は、教師が行う)。

こどもたちで、夏の出来事を発表し合う

この夏の出来事で、友達に話したいことをお互いに発表し合い、友達の良いところを発見してくださいね。答えたくないときは、「パスします」と言っていいですよ。

<振り返り>
友達や自分の良さを見つけることができたか、全体でシェアリングをします。

<アレンジ>
実物や写真を持ってきて話すと、わかりやすくなります。また、話したことをカードに書いて、掲示してもよいでしょう。

エクササイズ2.無言ゲーム (非言語的交流ゲーム)

エクササイズをするときのグループづくりに、無言ゲームで仲間集めをします。

●エクササイズのねらい
ジェスチャーや相手の表情で、何を伝えたいのかを予想して仲間をつくることで、伝わることの心地よさを感じ取ります。

<エクササイズ>
1.「好きな季節」「好きな果物」「好きなスポーツ」など、テーマに沿ってジェスチャーで同じ仲間を探す。
2.口パクや指文字も、よいことにする。
3.仲間がそろったら、輪になって座る。
4.仲間が見つからない友達がいたら、ジェスチャーで、「こっちじゃないの?」と教え合う。

ジェスチャーゲームで体と心ほぐし

<振り返り>
無言ゲームをやってみて、どんなことを感じたかを出し合います。

〈参考文献〉『心ほぐしの学級ミニゲーム集』八巻寛治著(小学館刊)

イラスト/あつみけいこ

『教育技術 小五小六』2019年9月号より

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