【相談募集中】音大生です。教師になるか悩んでいます

教職の勉強を続けていくかどうか、進路について悩んでいる音大生から「みん教相談室」に相談が寄せられました。同じように大学では教職課程を学び、現在ではプロの打楽器奏者として活躍する山本晶子さんが当時を振り返り、エールを送りました。その内容をお届けします。

目次
Q. 授業の負担が大きく、音楽に力を入れられません
私は今、音楽大学の2年生です。教職課程を取っていますが、教師になるか悩んでいます。私が音楽の道を進む決意をしたきっかけは、小中学校の担任の先生でした。その先生の姿を見て私も教師になりたいなと考えました。
けれど最近、音楽を演奏することの方が楽しくて、もし教師になったら吹奏楽やオーケストラができなくなってしまうのではないかと、考えてしまいます。現在、教職課程における授業の負担が大きく、音楽に力を入れることが難しくなっているので、教職課程をやめるか悩んでいます。先生になる自信はないです。
今は職の安定と給料のことを考えて、教職課程を取っている状態です。学費の返済もあるので、安定した教師という仕事がいいのかなとも思います。教師以外に少し気になる職業がありますが、お金は稼げないしあまり現実的ではありません。どうしたらよいでしょうか。(音大生さん・10代女性)