保護者会で使える!2年生の「心と体」データ2022年版

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コロナ禍で通常とは違った学校生活を送った一年生も、この春には二年生になります。小学二年生の心と体を理解するための最新資料を集めました。保護者会の資料としてもご活用ください。

身長・体重

令和2年度の文部科学省「学校保健統計調査」によると、身長の平均値は平成6年度から13年度あたりをピークに、その後は横ばい傾向にあります。体重の平均値は平成18年度あたりからほぼ横ばいとなっています。

文部科学省「令和2年度学校保健統計調査」

身長・体重
※令和2年度については、新型コロナウイルス感染症の影響により、例年4月1日から6月30日に実施される健康診断について当該年度末までに実施することとなったため、学校保健統計調査においても調査期間を年度末まで延長することとした。このため、本集計結果は、成長の著しい時期において測定時期を異にしたデータを集計したものとなっており、過去の数値と単純比較することはできない。(文部科学省・令和2年度 学校保健統計調査より)

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【2023年度版】2年生の「心と体」データ集

体力・運動能力

スポーツ庁による「令和2年度体力・運動能力調査」は、新型コロナウイルス感染症の影響で調査期間の延長、自治体ごとの実施可否の判断などがあり十分なデータを得られなかったことから「参考値」としての公表となりました。

体力テストの調査結果

1日の運動・スポーツ実施時間別の7歳男女の体力テスト平均合計点は以下のようになりました。

1日の運動・スポーツ実施時間別 平均体力テストの平均合計点
※令和2年度調査の実施に当たっては新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、各地域の事情によって調査の実施時期の延長や実施できなかった都道府県も多数あり、十分なデータが回収ができず、例年の結果調査と比較する際には、いくつかの点に留意する必要があります。(スポーツ庁・令和2年度 体力・運動能力調査報告書より)

コロナ禍における数値の影響については、ある程度の期間以上続いた後に検証することになるとのことで、今後の対応として子どものスポーツ機会の確保などに取り組む意向と述べられています。

スポーツ庁「令和2年度体力・運動能力調査」

運動する子

学習

コロナ禍という特殊な状況を踏まえ、学研教育総合研究所が2021年の8月に日本全国の小学生(1~6年生)に保護者付き添いの元、学習について調査しました。小学二年生の回答結果を見てみましょう。

好きな教科・嫌いな教科

「好きな教科」の1位は図画工作で、2位の算数と3位の体育はほぼ同率です。「嫌い」は算数が断トツの1位で、国語、体育と続いています。

家で学習するときの場所

家での学習は「リビングダイニング」が圧倒的でした。全学年を見ても1位でしたが、学年が上がるごとに自分の部屋で学習する割合が増えていくようです。

学研教育総合研究所「小学生白書Web版」(2021年8月調査)

リビングで勉強する子

読書

学研教育総合研究所による2021年8月の調査によると、小学二年生の毎月の読書量は平均3.5冊でした。

毎月の読書量

男子と女子でほぼ倍の差があり、小学生全体を見ると男子の3人に1人、女子の4人に1人が、1か月に1冊も本を読んでいないという結果になりました。

学研教育総合研究所「小学生白書Web版」(2021年8月調査)

●この記事に限り、文章や画像を保護者会資料等の作成にご利用いただけます。

イラスト/喜多村素子 表組デザイン/木村旨邦 構成/畑俊行

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