保護者会で使える!1年生の「心と体」データ2022年版
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コロナ禍における新しい生活様式も3年目を迎えた中、晴れて小学校に入学する子どもたち。2022年度入学の新一年生をしっかり理解するための最新資料を集めました。保護者会の資料としてもご活用ください。
目次
身長・体重
令和2年度の文部科学省「学校保健統計調査」によると、身長の平均値は平成6年度から13年度あたりをピークに、その後は横ばい傾向にあります。体重の平均値は平成18年度あたりからほぼ横ばいとなっています。
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【2023年度版】1年生の「心と体」データ集
体力・運動能力
スポーツ庁による「令和2年度体力・運動能力調査」は、新型コロナウイルス感染症の影響で調査期間の延長、自治体ごとの実施可否の判断などがあり十分なデータを得られなかったことから「参考値」としての公表となりました。
コロナ禍における数値の影響については、ある程度の期間以上続いた後に検証することになるとのことで、今後の対応として子どものスポーツ機会の確保などに取り組む意向と述べられています。
家庭学習
公文教育研究会が2021年11月、小学校1~3年生の子どもがいる世帯の母親1000人、父親800人を対象に実施した「家庭学習についての調査」によると、例年に比べ「テレビを見る時間は減少、ゲームをする時間は変化なし」、「子どもの家庭内学習の熱心さに変化なし」などの傾向が見られました。
小1~小3の子どもの家庭学習の平均時間は、昨年度の調査結果(平均学習時間「36.3分」、週平均「5.8日」)より減少しています。テレビを見る時間は昨年度(「全く見ない」2.8%など)から激減。ゲームや外遊びなど、そのほかは昨年とほぼ変わりない結果となっています。
インターネット
安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備を推進するため、内閣府が毎年行っている「青少年のインターネット利用環境実態調査」の令和2年度の報告を見てみましょう。
「利用しているインターネット機器」のほとんどがスマートフォンやタブレットで、「インターネット利用内容」は動画視聴とゲームが断トツという結果になっています。
内閣府「令和2年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」
就きたい職業
株式会社クラレが2020年1月から2021年7月にかけ、ランドセルを購入した子ども4000人(男女各2000人)とその保護者4000人を対象に実施した「将来就きたい職業」アンケートの結果によると、女の子の将来就きたい職業1位は、23年連続で「ケーキ屋・パン屋」で、男の子は1999年の調査開始以来ずっと1位だった「スポーツ選手」が2位にランクダウンし、「警察官」が1位となりました。
女の子は「アイスクリーム屋」が昨年からひとつ順位を上げて5位、「警察官」は女の子でも6位に上がっています。男の子は昨年4位だった「消防・レスキュー隊」が3位になっています。
(株)クラレ 2021年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」アンケート
イラスト/喜多村素子 表組デザイン/木村旨邦 構成/畑俊行
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