保護者とのよい出会いの場にする「授業参観」実施のポイント
「この先生だったら大丈夫」と保護者が安心してくれるような、担任として保護者の信頼を得ることができるような授業参観にするポイントを紹介します。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・源 憲一

目次
保護者に担任教師を理解してもらう絶好の機会
4月、子供たちと同じように、保護者も「担任の先生はどんな先生なのだろう」「自分の子供をしっかりと見てくれるだろうか」など、期待や不安を感じていることでしょう。
子供から「こんな先生だよ」と話を聞いて知ることもあります。しかし、授業参観などで実際に教室の雰囲気や授業の様子、子供への接し方を見ることで、担任教師に対する印象は決まっていきます。
4月の授業参観は、保護者に担任教師を理解してもらう絶好の機会です。保護者が「この先生だったら大丈夫」「自分の子供をしっかり見てくれる」と安心してくれるように、そして担任として保護者の信頼を得ることができるようにしましょう。保護者との信頼関係を築いていくことは、子供たちのよりよい成長にもつながります。
事前の準備
環境を整える
教室をきれいにすることはもちろん、担任として子供たち一人ひとりを大事にする姿勢が伝わるようにしましょう。
- 一人ひとりの作品が全員分掲示されているか
- 子供の作品に誤字脱字はないか
- 作品が破れたり切れたりしていないか
- 教室はきれいに整っているか
