二学期の前に、学級経営の見直しをしておこう
目の前の子どもたちに意図的、計画的な指導・支援を行うための拠り所である学級経営案。夏休みの間に一学期のふり返りを行い、二学期が始まる前に見直しをし、改めてよいスタートが切れるようにしましょう。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・源 憲一
目次
まずは子どもの実態把握を
年度はじめに作成した学級経営案。4月の頃の子どもたちの実態と、夏休み後の実態とでは、大きく変容してきています。夏休み前の子どもたちの姿を思い出し、夏休み明けにつなげていきましょう。
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これまでの生活のなかで、できるようになったことはなんなのか、今の子どもたちの課題はなんなのかを把握して、もう一度、二学期の終わりにめざす子どもの姿をイメージすることが大切です。
具体的な手立ての見直し
学 習 面

生 活 面
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※子どもたちの人間関係についてもふり返り、夏休み明けの指導に生かしましょう。
保護者にもしっかりと発信を
教師自身のクラスに対する思い、子どもたちに対する思いを保護者に伝えていくことも大切です。学級だよりなどで、二学期に子どもたちに付けたい力、どのような方針で指導をしていくのかをしっかりと発信していきましょう。
『小四教育技術』2018月9号より