タイムカプセルに思い出を詰め込もう!【卒業直前】

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卒業を目前に控えたこの時期、タイムカプセルづくりに取り組んでみましょう。ここでは、学級の思い出を入れる「クラスのタイムカプセル」と一人ひとり個人の思い出を入れる「ランドセルタイムカプセル」についてご紹介します。

執筆/福岡県公立小学校校長・野口博明

タイムカプセルに思い出を詰め込もう!

クラスのタイムカプセル

B4の用紙が入っている箱が一番よいでしょう。それに色画用紙を貼って飾っていきます。飾り係や思い出係の出番です。

どのようなデザインにするか、学級のみんなにアンケートをとって、きれいに仕上げていきましょう。

クラスのタイムカプセル
クラスのタイムカプセル

何を入れるのか?

学級会で話し合って決めましょう。

板書

開けるときの目安

8年後(20歳) →大学生と社会人。にぎやかで集まりやすい。
10年後(22歳) →ほぼ社会人。働くことへの期待と不安。
20年後(32歳) →既婚者が増える。落ち着いた雰囲気。

保管場所

保管方法は多種多様ですが、一番簡単で確実なのは、担任の先生の自宅の押し入れです。開ける時期を箱の外にしっかり書いておきましょう。

× 土に埋める
・掘り出すときが大変。
・湿気で紙類が痛む。
× 学校の倉庫
・学校に迷惑がかかる。
・異動があるので無理。

タイムカプセルが見つからない様子

開けるとき

同窓会の中で、タイムカプセルを開けるときが一番盛り上がります。中に進行プログラムを入れておき、あらかじめ決められた司会が進行すると、小学校時代にタイムスリップします。

同窓会でタイムカプセルを開ける様子
同窓会でタイムカプセルを開ける様子

ランドセルタイムカプセル

卒業後、自分のランドセルをタイムカプセルにします。子供たちに説明することは次の3点です。

目的

  • 小学校時代に学校で使っていた学習道具や大切な物をランドセルに入れて、それを記念日に開けることで当時の記憶を甦らせる。

入れる物、保管場所、開けるとき

  • それぞれ自分で決める。

気をつけること

  • 中に入れる物がかびないようにする。
  • 開けるときを忘れないようにする。
  • 家の人に手伝ってもらう。

ランドセルタイムカプセルについて、学級通信でも紹介しましょう。

何を入れるのか?

筆箱

  • 毎日使っていた鉛筆や消しゴムに感動。
「懐かしい~」

教科書やノート

  • 教科書に入れた線、自分の文字、学習の感想などの思い出が詰まっている。
「なかなかいい感想を書いている!」

連絡帳

  • 家の人や先生の言葉から自分へのかかわりに気づく。

その他

  • 習字の作品
  • 作文
  • 給食献立表
  • お気に入りの写真
  • ハンカチ
  • 将来の自分に宛てた手紙
  • 卒業前に先生から配られた物 など
ランドセルタイムカプセルを開けた様子

保管までの手順

  1. 大きな物から入れていく。
  2. 小さな物は、箱やビニール袋に入れておく。
  3. 乾燥剤やナフタリンを入れる。
  4. ランドセルがかびないようにする。
     水拭き→乾拭き→除菌シートで拭き上げ
  5. ランドセルをビニール袋に入れ、密封する。
  6. 段ボールに入れ、開封日を大きく書く。
  7. 保管場所を親子で確認する。

開けるとき

①同窓会前日
②結構式前日
③自分の子供が卒業した日
④孫が入学する日

イラスト/高橋正輝

『教育技術 小五小六』2021年3月号より

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