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クラス集会を行うために担任が意識すべき二つのこと

「なぜ、やるか?」を理解して実践! クラス集会を行うために担任が意識しておきたいことについて解説します。

執筆/東京都公立小学校主任教諭・佐藤あすか

クラス集会を行うために担任が意識すべき二つのこと

クラス集会を行うため、担任が意識すべき二つのこと

担任が意識すべきことは、ずばり、

  1. なんのためにやるかを、はっきりさせること
  2. 学級会で「クラス集会でこれをやる」と決めたことは必ず実践すること

この二つです。

①なんのためにやるかを、はっきりさせる

お楽しみ会、お別れ会など、クラスで行う集会活動。子供たちはクラス集会が大好きです。しかし、ただ「楽しいから」という理由でやるなら、毎回似たり寄ったりの内容になってしまいます。

そこで「なんのためにやるのか(提案理由)」ということを子供たち全員がしっかりと理解し、きちんと決めたうえで学級会に臨むことが大切です。

クラス集会について話す教師と子供たち

②決めたことは必ず実践する

「この前の学級会でクラス集会について決めたけど、あれから1か月…まだ集会について何も動けていない……」。

こんな経験、ありませんか? 私たちの仕事は毎日とてもやることが多く、目が回るほどの忙しさを感じることもあります。しかしそれを理由に、せっかく学級会で決めたことを実践しなかったらどうでしょう。「どうせ学級会で話し合って決めてもやれないんだ……」「学級会で話し合うだけ無駄だよ」。子供たちの中にこんな気持ちを残してしまうのではないでしょうか。

みんなで決めたことを実践してこそ、子供たち同士のよりよい人間関係や、お互いを大切にし合う学級の雰囲気も生まれていきます。

学級会で決めたことはぜひ確実に実践をして、子供たちの中に「全部できた! 次の学級会でも話し合って、また自分たちで決めるぞ!」「次も楽しい集会活動にするぞ!」という思いを積み重ねていってあげたいですね。

子供「楽しみ~!」

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