授業の隙間5分でできるミニゲーム【算数】

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授業にぐっと集中したら、ほっと一息入れましょう。そんなときに有効なのが、アイスブレイク。言葉の通り「氷を溶かすように」緊張を溶かしたり、心の距離を近付けたりする手法です。おススメは、授業の隙間に5分でできるミニゲームです。ここでは、算数のミニゲーム、「1キログラムを探せ!」を紹介します。

執筆/東京都公立小学校主任教諭・小倉さえ子

授業の隙間のミニゲーム【算数】

1キログラムを探せ!

重さは目で見えません。そこで、楽しみながら重さの感覚(量感)を身に付けましょう。同じ1キログラムでも体積の違いや印象の違いに驚き、盛り上がります。

  1. 上皿ばかりをいくつか用意する。
  2. 1キログラムのおもりをいくつか用意する。
  3. 順番におもりを手に取らせ、1キログラムの感覚をつかませる。
  4. 教室にある物で1キログラムだと思う物を探させる。
  5. 順番に量り、1キログラムに近い人が勝ち。

おもりがなければ、粘土や牛乳パック、ペットボトルに水を入れた物などですぐに作れます。

感覚をつかむ時間は、一人10秒間などと制限をすれば進行がスムーズになります。

「教科書一冊が○グラムだから、○冊でやってみよう!」など、いくつかの組み合わせで考えていくのも楽しいですよ。慣れてきたら「200グラムを探せ!」など、お題を変えていきましょう。

重さの他にも、細長く切った新聞紙を配り「○○センチメートルを探せ!」なども楽しいですよ。

1キログラムを探せ!

イラスト/山本郁子

『教育技術 小三小四』2021年1月号より

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