2つのコツで簡単!丸つけの仕方【動画】
スッキリとわかりやすい解説で定評のある小学校教諭・八神進祐先生による動画「微細技術シリーズ」。今回は上手な丸をつけるコツ2つを教えてもらいます。見てすぐ実践できる丸つけのテク、さっそく今日から取り入れてくださいね!
目次
その1 逆さ丸つけ法
机間指導でまわっている時や子どもたちがノートを見せに来る時、逆向きのノートに丸をつける場面ってよくありますよね。そんな時にとても役立つ丸つけ方法です。
ポイント 数字の“0”を書くイメージで
逆さまのノートに丸をつける場合、数字の“0”をイメージして書いてみましょう。そうすると、子どもたちから見た時にキレイな丸になります。
また、逆さまでノートを見せに来た子どもへは、丸つけをした後に「次からは先生の見やすい向きだと嬉しいな」という一言もかけるようにしています。
頑張ったご褒美がいびつな丸では、子どもたちの笑顔が曇ってしまうかもしれません。ちょっとしたコツをマスターして、キレイな丸を子どもたちにあげてくださいね。
その2 おまんじゅうの丸
子どもたち自身でノートに丸をつける時、子どもたちにはこんな風に伝えます。
おまんじゅうのようにまん丸の丸を書きましょう。
クチャッとなっていたりぐっちゃぐちゃだったり、 基本的に子どもたちはキレイな丸が書けないものです。「おまんじゅう」というイメージしやすい物を示すことで、多くの子どもたちが劇的に丸の書き方が上達して、後で見返しやすいノートになっていきます。
丸つけのコツいかがでしたか。子どもたちだけでなく、大人でも丸をもらうと元気が出るものですよね。ぜひ実践してみてください!
■八神進祐先生 1988年愛知県生まれ。教育サークルMOVE代表。教育論文入賞多数、第5回・第7回全国授業の鉄人コンクール優秀賞。共著に『学校現場発、これが本物の道徳科の授業づくり 主体的・対話的で深い学びの原点は道徳科の授業の中にある』(黎明書房)がある。Twitterアカウント@teacher16694123では日々「三行教育技術」を発信中。