子供とのコミュニケーションで学級づくり【休み時間のトラブル】

クラスが乱れがちな11月。今年度の後半を子供たちと楽しく過ごすために、クラスを落ち着かせる「子供との関わり方」について考えます。ここでは、休み時間でのポイントについて解説します。
お話しを伺ったのは…
千葉県公立小学校教諭・飯村友和
神奈川県公立小学校校長・小嶋千里
岐阜県公立小学校教諭 杉本大昂

目次
子供たちの様子を見るポイントと留意点
- どこで、誰と、何をして過ごしているか
(教室や校庭の他にトイレ、図書室、廊下などもチェック) - 誰が中心的な存在になっているか
- 誰もが安心して過ごせているか
(一人ひとりの表情をチェック) - 全校のルールが守られているか
(小嶋千里)
友達関係を確認し、気になる子には声をかける
誰と誰がいっしょにいるのか、ひとりぼっちになりがちな子はいないか、よく観察します。ふざけてじゃれているように見えても、一方的に攻撃を受けている場合もあるので、注意深くよく観察することが大切です。気になる場合は、攻撃を受けているように見える子に対し、個別に「あれって本当は嫌じゃないの?」などと聞いてみることも大事です。
(飯村友和)