夏休中のトラブルを減らす!今から準備できる6つのポイント

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一学期のふり返りから健康面・安全面の指導まで、夏休みを迎えるための準備についてまとめました。

執筆/東京都公立小学校主任教諭・佐々木陽子

 夏休み前の準備のポイント

一学期のふり返り

個人のめあてやクラスのめあてをふり返ることで次へのステップにつながります。できたことやがんばったことなどをクラスで共有していきましょう。

通知表の作成

評価や所見を学年で読み合わせすることや、管理職に提出する日程などを確認しておきましょう。

所見の内容も、誤字脱字や不適切な表現がないかをチェックしていきます。学年や学団で読み合わせをすることで、自分一人では気が付かなかった間違いも訂正することができます。

個人面談

夏休み前の個人面談は、通知表のこともあるので内容をリンクさせ、所見には書けない個人の課題を伝えるのによい機会です。

ただし、がんばってほしい課題だけを伝えたところで保護者の気分は悪くなる一方です。

保護者からすれば、「その課題のために先生は我が子にどんな指導や支援をしてくれたのだろう?」との疑問が湧きます。

課題を話した後、自分がどのように指導をしており、今後どのように課題をクリアさせていくのかということまで話すと保護者も安心します。

面談の最後は保護者が笑顔で退出できるように、がんばっていることや成長したことをしっかり伝えていきましょう。

個人面談

夏休みの水泳指導

夏休み期間中に水泳指導がある場合は、他の学年や専科の先生にも自分のクラスの子供たちの指導をお願いすることになります。学校全体での決まりごとやルールをしっかり指導しておきましょう。

特に登校してから受付の場所、更衣室までの経路や部屋の使い方などは、夏休み前に子供たちと確認しておきます。

学童に行くために弁当を持ってくる子は、先生に弁当を預けることや、遅刻をするとプールに入れないなどの細かな決まりごとを丁寧に教えます。そのためにも事前に学校全体での情報共有は大切ですね。

教室環境の整備

子供の私物を持ち帰らせます。作品は、そのまま返さずにコメントやサインをしてから返します。

教室の掲示物を外し、清掃します。夏休み中は、直射日光が当たり、物が破損したり、日焼けしたりする場合があります。教室のカーテンを閉めたり、物を安全な場所へ移動させたりしておきましょう。

また、教室内で生き物を育てている場合は、事前に日直の先生などにお世話をお願いしておくとよいでしょう。

教室環境

事前指導

夏休み前になるとなんだかクラス全体が緩やかな雰囲気になり、子供たちも解放的な気分になりがちです。

そのままの気分で夏休みに入り、大きな事故や事件に巻き込まれないように、ポイントを押さえて指導をしていきましょう。

指導のポイント

学習面

  • 宿題や一学期のふり返りを計画的に行う。
  • 夏の水泳や補習などの日程を確認する。
  • 学校で植物や動物の世話をする必要がある場合は、責任をもって活動する。

健康面

  • 早寝早起きに心がける。
  • 手洗い、うがい、歯磨きをしっかりする。
  • こまめな水分補給で熱中症に注意する。

安全面

  • 友達と遊ぶ場合は、誰と、どこで、何をして、何時から何時まで遊ぶか、ということをお家の人に伝えてから遊ぶ。
  • 川や海などでの水遊びの安全に気を付ける。
  • ゲームセンターや学区外などで遊ぶときには、保護者に付き添ってもらう。
  • 大きな怪我や事故などがあったときには、学校にも連絡を入れる。

「いかのおすし」を守る

「いかのおすし」
「いかのおすし」を言う子

事件や事故の被害から守るためにも、子供たちだけでなく、地域の人や保護者にも学校の掲示板やお便りなどで伝えておきましょう。

イラスト/山本郁子

『教育技術 小三小四』2020年7/8月号より

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