保護者も安心の学級だよりの書き方【小一】
学級の様子を分かりやすく伝える学級通信の書き方のポイントを解説します。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・杉本竜太
目次
学級だよりを発行すると…
保護者への通信として「学年だより」と「学級だより」があります。学年だよりは、月ごとの行事や学習の予定、保護者への連絡が中心となるのに対し、学級だよりは、学級の様子を分かりやすく伝えることができます。
学級での子供の様子を、保護者に知らせることができる
- 行事や学習の様子
- 学級のみんなで取り組んでいること
- 家庭へのお願い
- 保護者へのメッセージ
学級の子供一人ひとりにスポットを当てて紹介することで、子供たちの相互理解につなげることができる
- 係や当番活動でがんばっている様子
- 子供の作品や作文
教師の思いや願い(教育観)を伝えることができる
- こんなクラスにしたい。
- こんなことを身に付けられるようにしたい。
大切なことは、年間を通して「続ける」ことです。発行する頻度を決めたら、続けられる工夫をしましょう。レイアウトをある程度決めておくと、短時間で書くことができます。
学年だよりの構成例
- お知らせとお願い
- 持ち物
- 1週間の時間割
…一年生は、学年だよりで、1週間ごとに大切なことを伝えるのがよいでしょう。 - 活動の様子
『教育技術 小一小二』2020年4/5月号より