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小5国語「みんなが使いやすいデザイン」板書の技術

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見やすく理解しやすい「単元別 板書の技術」元京都女子大学教授・同附属小学校校長 吉永幸司監修
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今回の教材は、「みんなが使いやすいデザイン」です。本単元の目標は、「伝えたいことを整理して、報告しよう」になります。そのため、学習の見通しをもつことができる、報告する文章の書き方が分かるなど、報告する文章が書きやすいような板書の工夫を紹介します。

監修/元京都女子大学教授
 元同附属小学校校長・吉永幸司
執筆/埼玉県公立小学校教諭・木本八千代(せせらぎの会)

 

単元名 伝えたいことを整理して、報告しよう
教材名 「みんなが使いやすいデザイン」(光村図書出版)

単元の計画(全8時間)

第1次 学習課題を設定し、学習の見通しをもつ。(1時間)
 「問いをもとう」を確かめ、単元全体の学習の見通しをもつ。
次 調べたいことの取材をして情報を整理し、報告する文章を書く。(6時間)
 身の回りのユニバーサルデザインについて、調べたいことを見付ける。
 取材をして、集めた情報を整理する。
 報告する文章の構成を考える。
 報告する文章を書く。
 (※と同様)
 文章を推敲する。
第3次 学習課題を設定し、学習の見通しをもつ。(1時間)
 報告する文章を読み合い、単元全体の学習を振り返る。

板書の基本

〇学習の見通しをもつことができる板書(1/8時間目)

本時のめあてを書き、「みんなが使いやすいデザイン」とは何かを子供たちに考えさせます。身近にあるユニバーサルデザインについて関心を高め、調べてみんなに報告したいという意欲をもたせます。どのような学習をしていくかについての子供たちの発言をまとめ、単元のめあてと学習計画を書くことで、単元全体の学習の見通しをもたせることができます。

〇報告する文章の書き方が分かる板書(5/8時間目)

調べたことを報告する文章を書くために、文章の構成と文章を書くときに気を付けることを書きます。そのため、「初め・中・終わり」の構成が一目で分かるように板書します。そして、教科書の例文をもとに、文章を書くときにどのようなことに気を付けたらよいかを子供たちに考えさせ、子供たちの発言をまとめて板書します。①見付けた文章の構成と小見出し、②引用、③出典の明記、④写真や絵、に気を付けて書くとよいことを確認します。

板書を活用した授業の進め方(1/8時間目)

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