【相談募集中】宿題をやらない児童へ指導することに疲れました

20代の男性教諭から「みん教相談室」に相談が寄せられました。宿題をやらない児童にやってくるよう働きかけているものの、指導の声が届かず疲弊しているそう。これに回答したのは、みん教の音声番組・ミサエラジオでの愛情深いポジティブトークで人気の佐賀県公立小学校教諭・小倉美佐枝先生。その内容を紹介します。

目次
Q.宿題をやらない児童へ指導をするのが苦痛です
もう疲れました。宿題をやらない児童への指導が苦痛です。いつもは、宿題ができなかった理由などを聞き取りをしたうえで、どうするか児童と一緒に考えています。大抵の児童は、それで改善されるのですが、私が受け持っている児童は、宿題が一切出ません。出したふりや、チェックをしている間は教室からいなくなったり、家庭では宿題をしたと嘘を言ってごまかしたりしています。保護者とも話をしてできるように見届けや声かけをお願いしているのですが、進まない現状です。
また、宿題の量については1学期の頃よりも減らしています。そして、私の指導不足もあり、感情的になってしまうことも増えてきたと感じています。挙げ句には、児童から先生が怖いから学校に行きたくないと言われる始末です。自分の指導力がないあまり、お互いに消耗している状況です。もう疲れました。(はり先生・20代男性)