グチでも美談でもない、リアル。「先生の日常」エピソード15選
みんなの教育技術サイト内で、2024年2月1日から3月4日までおこなっていた「先生の日常エピソード大募集!」から、15人の先生の日常をここで紹介します。
教育現場についてネガティブなエピソードが目につく昨今ですが、自分なりに楽しく働いている先生も多いはずですよね。この記事では、そんな”ニュースにならない方の先生の日常”を紹介していきます!

目次
「むらいす」のナゾ
1年生の担任です。漢字ドリルで、「大すきなお正月」の「正月」の読み仮名を書くようになっていた問題がありました。すると、「むらいす」と書いてあったのです。そうです、「大すきなおむらいす」になったのです! 可愛すぎて笑い転げ、近くの先生方に見せて癒しを分け合いました。
宮崎県・きゅんママ先生・40代女性
違うからバツ! にするのではなくて、「何だろう……?」と、一生懸命考えて、ナゾが解けて喜ぶ先生もとてもチャーミングです。(編集部)
児童の日記で教職のよさを再認識
児童の日記に書かれていたことです。
群馬県・まりも先生・30代男性
「先生とは卒業しても人生の手本、人格の手本として、関係を持ちたいので、時々手紙を送ってもよろしいでしょうか。ほかの学校に行っても、その人の手本のような人情、心を持ち続けて、子どもたちに教えていってください。まだ30日もあるのに卒業みたいな文章を書いてしまってすみません」とコメントをもらいました。まだまだ未熟だなと自分自身が感じていた3学期に、こうした言葉をもらい、自分がしてきたことは間違いではなかったなと思うと同時に、自分の言葉が伝わっていたんだということが再認識できた瞬間でした。目の前の子どもに希望の光を灯すことができる本当にいい仕事だと感じた日記でした。
「人格の手本」と、一生のうちに言われる人はどれくらいいるのでしょう。教職は、子どもに尊敬される素晴らしい職業ですね。(編集部)