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ウェルビーイングを学校でつくる! ~SDGsの授業プラン #06 「Goal 3 すべての人に健康と福祉を」|小林雅哉 先生

連載
ウェルビーイングを学校でつくる! ~カリキュラム・マネジメントで進めるSDGsの授業プラン~

北海道公立小学校教諭

藤原友和

全国各地の気鋭の実践者たちが、SDGsの目標に沿った授業実践例を公開し、子どもたちの未来のウェルビーイングをつくるための提案を行うリレー連載。今回からは「すべての人に健康と福祉を」を学ぶ授業づくりについて提案します。提案者は、北海道の小林雅哉先生です。

執筆/北海道公立小学校教諭・小林雅哉
編集委員/北海道公立小学校教諭・藤原友和

1 はじめに

北海道で公立小学校教諭をしております。小林雅哉と申します。
教職21年目。現在は6年担任と、校内研修を担当させていただいております。今年度の勤務校の研修でも、「カリキュラム・マネジメント」を重要な柱の1つとして挙げています。
社会で起こっていることと教科の学びを関連させながら、子どもたちが学びたいと思う授業をつくることを目指しています。

2 Goal 3「すべての人に健康と福祉を」について

Goal 3では、国籍や所得等に関係なく、すべての人に健康や福祉を実現することを目標としています。しかし、世界の現状を見てみると、達成できているとは言い難い状況です。

例えば、低所得国では、死因の第1位が「新生児の疾患」です。世界全体で見ると、新生児死亡率は、1990年の37/1000人から2018年には18/1000人と半減し、良い方向に進んでいることは間違いありません。
しかし、ターゲット目標3­2「全ての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、 2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。」に照らして考えると、まだ十分とはいえません。
特に、低所得国に対する技術面・設備面でのサポートが急がれるところです。

3 SDGsのGoal 3を扱った授業の実際

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