漢字組み合わせで、復習力、応用力をアップ! <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ⑫
今回は、漢字の部首と部首以外の部分を組み合わせて、漢字を作るというプリントを通して、復習力や応用力を高めます。友達とのじゃんけんで勝ったほうが漢字を作成できるというゲーム性があるので、子供たちには一段とやる気が出ます。漢字一覧を見てもよいので、漢字を何度も確認しながら復習力がアップします。自学にも生かす子供が出てきて、応用力も高めます。
執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。
基礎復習力と応用力をアップ
3月は、次の学年に向けての大切な時期です。
こういう時期には、基礎復習力や応用力をアップします。
例えば、「漢字を作ろう!」プリントでは、友達とじゃんけんして、勝ったら部首と部首以外の部分を組み合わせて、漢字を作成します。
作成するために、1年生から6年生までの漢字一覧を子供たちに渡しています。漢字一覧を見ることで、自然と漢字の復習になります。
また、漢字を分解しているので、細かな部分をしっかりと見るようになります。
相手を変えることで、同じプリントを何度も活用することができます。何度も繰り返すことで、漢字をしっかりと覚えます。細かい部分をよく見るようになるので、漢字の書きまちがいが減ります。
さらに、自学として、漢字を分解したり組み立てたりするテーマで取り組みます。
こんなふうに、3月は「復習」に力を入れています。
- 漢字の画数ミス
- 漢字の読みのミス
- 漢字の送り仮名のミス
などのプリントにも挑戦させます。
いろいろな視点で漢字などの復習に取り組ませるので、子供たちは復習に楽しく進んで取り組むようになるのです。
やったことを自学の中に生かすので、応用力も自然とアップしていきます。
漢字だけでなく、算数の計算ミスや図形の描き方ミスなども探させると、次の学年につながる復習の場が深化していきます。
ぜひ、お試しを。
<ダウンロード資料>
漢字を作ろう!
三文字熟語の構成
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構成/浅原孝子