運動の秋に取り組む「外遊び」アイデア

運動の秋、外遊びを通して、みんなで体を動かすと楽しいと思えるようになれるといいですね。

執筆/神奈川県公立小学校教諭・江原和宏

イラストAC

外遊びの機会を意図的につくろう

外で体を動かす機会が減っている子供が多いと感じることはありませんか。長引くコロナ禍で友達と遊ぶことにも制限があり、感染症に対する恐れや不安から外遊びを避けてしまう傾向にある子供もいます。しかし、外で元気よく体を動かすことは、子供たちにとってメリットが多くあります。

❶心も体もリフレッシュできる
家や教室の中では、感じることのできない刺激が外には多くあります。日中、光を浴びてたくさん体を動かすことは、夜の寝つきがよくなるなど、生活リズムにメリハリをつけることにもつながります。

❷友達同士の交流がもてる
子供同士のスキンシップが増えます。また、自分たちでルールや方法を決めて遊ぶことで、子供同士の関わりを通して、社会性を育むことにもつながります。

教師が子供たちの生活時間のなかの運動をする習慣がいかに重要かを理解して、誰もが簡単に取り組める工夫を考え、意図的・計画的に指導をしていきましょう。

アイデア①〜クラス全員で〜

外遊びに向かわせる手立てや工夫があります。教師も一緒に外に出て遊ぶことも、外遊びの習慣を醸成することにもつながるでしょう。自分の学級の実態に即して、いろいろなことに取り組んでみましょう。

係活動を生かしたアイデア

レク係のミニレクタイム

一週間の中で、学級全員で遊ぶ時間を決めて行います。レク係がアンケートをとり、遊びを決めて「この日はみんなで○○をしよう」と提案して遊んでみましょう。

運動係のオリジナル体操

子供たちに人気のある曲や運動会で踊った曲など、学級に馴染みのある曲からオリジナル体操を考えます。教師も一緒に子供たちと踊りましょう。

アイデア②〜小グループで〜

体育の学習を生かして、子供たちの「外に出たい」という気持ちを高めましょう。外に出なければできないことを考えて、授業を工夫してみるのもアイデアの一つです。

体育の授業を生かしたアイデア

リズムを合わせて、短縄タイム!

短縄というと個人のイメージがあるかもしれませんが、単元の終末にグループ発表会を設定してみましょう。すると、子供同士で声をかけ合い、外で練習をする機会を自分たちでつくろうとするグループが出てきます。他にも、休み時間に運動する機会を増やすきっかけになる、次のような学習の工夫も考えられます。

  • チームでめざせ! バトンパスの達人!
  • 鉄棒チャレンジ! みんなでぐるぐる!
  • つないで、アタック! キャッチバレー!

教師自身も休み時間に「運動の秋」を子供たちと楽しみましょう。子供一人ひとりと接する機会を教師自らつくることは、授業中には見られない子供の一面を知ることにもつながります。学級経営や児童理解にもつながる、休み時間での外遊びを大切にしましょう。

イラスト/山本郁子

『教育技術 小三小四』2021年10/11月号より

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