「よさ見つけ」をバージョンアップさせよう!

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帰りの会などで行われることが多い「よさ見つけ」は、子供たち同士の人間関係を深めたり、一人ひとりの自己有用感を高めたりすることができます。また、子供たち同士の友達を見る目を育てる機会にもなります。帰りの会だけでなく、さまざまな場面で「よさ見つけ」の時間を設けましょう。また次の学年に向けて、「よさ見つけ」を高め合いにつなげていけるように意識しましょう。

執筆/神奈川県公立小学校教諭・杉本竜太

「よさ見つけ」をバージョンアップ

「よさ見つけ」の活動がいつも同じになっている場合や、同じ子ばかりが話すようになっている場合には、違う視点で友達のよさに気付く活動をすることも大切です。

(例)ありがとう見つけ

「よさ」ではなく、「ありがとう」の視点で友達を見ることで、新しい発見があります。「ありがとう見つけ」では、子供たちが友達の行動のよさを、自分との関わりの中で見付けるようにできることが重要です。

高め合いにつながる「よさ見つけ」のポイント

今までの「よさ見つけ」をふり返ってみましょう。「○○さんが消しゴムを拾ってくれた」というような内容が多くなっていませんか。次の学年への進級を意識し、気付きの質を高め、集団の高め合いにつながるような「よさ見つけ」ができるように、教師がポイントを意識しましょう。

教師自身が高め合いの視点をもつことで、価値付けを行うことができ、高め合いにつながる「よさ見つけ」を習慣化することができます。

高め合いにつながる「よさ見つけ」のポイント

  • 普段一緒にいない友達のよさを見つけている。
  • 友達の「成長」に目を向けている(以前に比べて成長したこと、新しく発見したことなど)。
  • 友達のよさを自分の成長につなげている。
  • 学級目標と照らし合わせて、クラスやグループに目を向けている。
  • 高め合いにつながるような「よさ見つけ」ができたら、教師が価値付けを行う。

行事の中での「よさ見つけ」

運動会や学習発表会など、全員で何かをつくり上げる行事では、子供同士が新たな一面を発見し合えるチャンスです。

変容、成長を意識した「よさ見つけ」もしやすいので、ふり返りをしっかりと行い、自分の変容も友達の変容も分かるようにしましょう。


学級の友達のさまざまながんばりに目を向け、認め合いができる姿勢は、居心地のよい学級づくりにつながります。

次の学年に向けて、人間関係をさらに深めていくためにも、「よさ見つけ」のバージョンアップをし、友達を見る目を育てていきましょう。

コロナ禍だからこそ、友達とつながるよさを感じることができる活動にしていきましょう。

イラスト/山本郁子

『教育技術 小三小四』2021年10/11月号より

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