子どもの体育ノート、教師用の記録ノートは、何をどう使えばいいの? 【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #3】

体育の授業で、子どもたちが気付いたことやその日の運動の記録はどうしていますか。また、授業者としての日々の授業記録などは、どのようにしていますか? これらの悩みを解決する手立てとして、子どもの体育ノートと教師用記録ノートの活用が挙げられます。
今回は、子どもの体育ノート、教師用記録ノートについての実践例を紹介します。
執筆/栃木県公立小学校教諭・下野誠仁
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川 譲
目次
子どもの体育ノートと教師用記録ノートのメリット
体育ノートの活用には、多くのメリットがあります。まず、その日の自分の記録や気付いたポイントをメモすることができます。春に50m走のタイムを記録しておけば、秋に再度測定する際には、「春の自分に勝とう」とめあて設定をすることができます。前年度の記録が残っているなら、1年前の自分と比べて、どのくらい伸びたかを確認することもできます。また、運動のポイントを記録しておけば、これを意識して運動したり、友達の運動を観察したりすることもできるでしょう。さらに、ワークシートと違ってバラバラになったり、破れてどこかにいってしまったりすることもありません。毎回ワークシートの準備をする手間を省くこともできます。
ここで提案する教師用記録ノートも、大変便利なものです。小さく携帯が可能なものですので、教師がクラス全員の記録が書かれたノートを手元に持っておき、いつでも記録を参照できるようになります。記録が伸びた瞬間に、その場で子どもたちを評価し、励ますことができるようになるのです。
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執筆
下野 誠仁
栃木県公立小学校 教諭
1988年、沖縄県那覇市生まれ。若手や体育授業が苦手な教師にとっても取り組みやすく、子どもたちみんなが「できた」を実感できる体育授業を目指し、実践・研究を重ねる。

監修
平川 譲
筑波大学附属小学校 教諭
体育授業研鑽会 代表
筑波学校体育研究会 理事
1966年千葉県南房総市生まれ。楽しく力がつく、簡単・手軽な体育授業を研究。日本中の教師が簡単・手軽で成果が上がる授業を実践して、日本中の子どもが基礎的な運動技能を獲得して運動好きになるように研究を継続中。『体育授業に大切な3つの力』(東洋館出版社)等、著書多数。
