やっぱり「学校は楽しい!」学級活動(1)で学級をアップデートしよう大作戦

2学期は、友達関係のトラブルが起こりやすくなったり、1学期にできていたことができなくなったりすることがあります。どの子も楽しい思い出をつくって2学期を迎えているとは限りません。子供によっては、夏休みに生活習慣が大きく乱れてしまっていたり、高学年のこの時期あたりから思春期に入ったりすることも原因のひとつでしょう。そういった背景を踏まえつつ、じっくりと2学期をスタートすることが必要です。

執筆/愛媛県公立小学校教諭・篠原慶史

夏休み中の生活習慣の乱れ

思春期の心や体の変化(※個人差があります)

矢印

こうした状況下において、子供を叱ったり、褒めたりするだけでは、その場だけの解決となり、子供の根本的な不安や意欲の改善にはつながりません。また、場合によっては教師への不信感が高まる場合もあります。このようなときこそ、子供が協力する中で認め合ったり、自分のよさを伸ばしたりしながら、「やはり学校は楽しい!」と感じられることが大切です。

アップデートプラン① 学活(1)「もっと仲良くなろう集会をしよう」

①学級の状態を確認

さまざまな方法で、児童に必要感のある議題を選定しましょう。

②議題の提案

学級の状態をもとに、「楽しそう」「やってみたい」と思えるような提案が子供から出されるとよいでしょう。

③ルールの工夫

提案理由に沿い、お互いを思えるような自分たちのルールづくりをしましょう。

④役割分担

誰もが自分のよさを生かして学級の役に立てるような役割分担をしましょう。

⑤実践・振り返り

お互いの頑張りを称賛したり、もっとよくするための方法を出し合ったりしましょう。

アップデートプラン② 学活(1)「1年生との交流会をしよう」

①学校の様子を話し合う、議題の提案

高学年としてもっと学校生活を楽しく豊かにできることはないか話し合いましょう。

②交流会の工夫

1年生に楽しんでもらうための工夫やアイデアを出し合いましょう。

③役割分担

誰もが自分のよさを生かして学級の役に立てるような役割分担をしましょう。

④交流会、振り返り

振り返りを通して、自分のよさを生かして、1年生や学校の役に立ったことを実感できるようにしましょう。

【自己有用感を育む】
この時期の子供は、社会、学校、友人、家族からの影響を受けながら、ひとりの大人として自分というものを確立していきます。
学級活動(1)を中心とした自発的、自治的な活動を通して、児童が互いに協力して認め合う中で、自分が他者の役に立つ存在であることを実感し、自分のよさや可能性を発揮して自信を持つようになります。集会活動、当番活動、異年齢交流活動などを通して、自己有用感をしっかり育みましょう。

イラスト/高橋正輝

『教育技術 小五小六』2021年8/9月号より

学校の先生に役立つ情報を毎日配信中!

クリックして最新記事をチェック!

学級経営の記事一覧

雑誌最新号