【相談募集中】体型のことを言われて夜も眠れません
研修中にアドバイザーの先生から心ない発言をされてショックを受けたという初任者先生。深く傷つき「みん教相談室」へ相談を寄せられました。この悩みに兵庫県公立小学校校長・俵原正仁先生は明確な回答で初任者先生を応援! その内容をこちらでシェアします。
目次
Q. アドバイザーの先生から体型のことを言われてショック…
公立小学校で4年生を担任しています。初任者として研修を受けさせていただいている中、教育支援アドバイザーの先生が、私の授業を見て「今日もいいお腹をしているね」とお腹を触ってきたり、「白衣を着てお腹を隠したら」と言ってきたり、体型について言及されます。
その場では聞き流したのですが、同性であってもこのような発言で深く傷ついてしまい、夜も寝られません。教育支援アドバイザーだからと、初任者の体型のことを言ってよいのでしょうか。このことを誰に相談してよいのか分からず、こちらに書かせていただきました。(初任者先生・30代男性)
A. 総責任者である勤務校の校長先生へ相談を!
初任者先生さん、相談してくださり、ありがとうございます。特に、今回のような件については、一人で抱え込まないことが何よりも大切です。まず、第一歩を踏み出すことができましたね。
先生のおっしゃる通り、教育支援アドバイザーだからといって、体型のことを言っていいということはありません。誰が相談を受けても同じ答えが返ってくるはずです。
だから、先生は自信を持って、次のステップに進んでください。勤務校の校長先生にこの件を相談するのです。たとえ、校長先生と馬が合わないので、話したくないという思いがあったとしても、がんばって話をしてください。
というのも、相談をすることで、話を聞いた校長先生自身も、今回の件の当事者になるからです。先生一人の悩みではなくなるのです。きっとあなたの思いを真摯に受け止めて、アドバイザーの先生に対して指導を入れてくれるはずです。
ちなみに、馬が合わない校長先生なら、なおさら当事者にしなければいけません。知らなければ動かなくてすみます。学校の総責任者である校長として、知った以上、動かないという選択肢はありません。馬が合わない校長先生に楽をさせることはありませんよ。
みん教相談室では、現場をよく知る教育技術協力者の先生や、各部門の専門家の方が、教育現場で日々奮闘する相談者様のお悩みに答えてくれています。ぜひ、お気軽にご相談ください。