学級のみんなともっと仲よく!子供の心と体を育てる「折々のレク&ゲーム」#01【低学年】
クラスがまとまり、学校に行きたくなる「レク&ゲーム」を連載します。レク&ゲームは動画で分かりやすく、指導ポイントは授業者に話していただきます。1回目の今回のテーマは低学年のための「学級のみんな もっと仲よく」です。クラスのみんながぐんと親しくなるレク&ゲームです。
監修/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一(THE体育代表)、アップ研究会
授業者/東京都公立小学校教諭・木村行人
目次
レク1 鳴き声ゲーム
動物の鳴き声を知るとともに、友達と一緒に考えながら楽しむことができる。
なし
1 動物の鳴き声を確認します。「犬→わんわん」「ねこ→にゃんにゃん」など。
2 教師が順に動物の名前を言い、子供たちが鳴き声を言います。鳴き声についてはその都度、全員で確認しながら進めていきます。
3 ときどき、動物ではない名前(バナナなど)を入れます。鳴き声がないものは手を叩きます。
4 言うスピードを変えたり、 鳴き声が分からないような動物を言ってみたりすることで、遊びに工夫を加えます。
<活動の動画はこちら>
木村先生からの<ポイント&留意点>
レク2 通ったのはナニ!?
友達の名前や物の名前を楽しく覚えたり、友達と関わりながら予想したりすることができる。
バケツ、ボール、ミニほうき、なわとびなど、教室にある物
1 出入り口を誰が通ったか、何を通したかを当てるゲーム。
2 学級の友達を複数人選びます。選ばれた友達は廊下で待機します。
3 最初はゆっくり通り、次に速く通ります。
4 通ったのは誰なのかをみんなで当てます。
5 人の次は、物を当てるようにします。
<活動の動画はこちら>
木村先生からの<ポイント&留意点>
レク3 カラフルカード集め
新しく出会う友達とコミュニケーションを図りながら、好きな色のカードを集めることが楽しいゲーム。じゃんけんをするときに 自己紹介をし合うことで、多くの友達と仲よくなる。
色画用紙(トランプ大の色カードを1人5枚、色は7種類くらい)
1 事前に色画用紙をカード型に切っておきます。
2 一人に同色の5枚のカードを配ります。
3 「全色を違う色にできるかな?」とゲームの目的を伝え、5枚のカードを持って教室内を移動し、出会った友達と自己紹介をしてからじゃんけんをします。
4 じゃんけんに勝った子は欲しい色カードを言って相手からもらい、相手にあげたい色カードをあげます。時間内に自分が納得のいく手持ちカードにします。
5 時間がきたら着席して、教師が「全色違うカードになった人?」と質問します。全色違うカードになった人が今日のチャンピオンです。「今日のチャンピオン」と言ってみんなで拍手します。
6 全色違うカードにならない子もいると予想して、ボーナスチャンスをつくります。ボーナスポイントは、「先生が大好きな赤色(任意の色にする)カードをもっている人?」 と言って手を挙げた子を拍手します。
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木村先生からの<ポイント&留意点>
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取材・文・構成/浅原孝子 撮影/北村瑞斗