文科省・浅見調査官直伝!道徳科指導のポイント#3 なぜ道徳を学ぶのか?を考えよう《動画あり》
「小学校の道徳科の授業を頑張りたい」「道徳科の授業づくりに迷っている」という先生方へ。文部科学省浅見哲也教科調査官による詳しいアドバイスを、3回にわたって動画で紹介します。今回は、基本中の基本である、「なぜ道徳を学ぶのか?」という、道徳科の目標について解説します。道徳が教科になったのは2018年のこと。教科としてはまだ新しいだけに、ベテランの先生もぜひ、ご覧ください。
講話者/文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官 浅見哲也
道徳科の目標の理解
道徳科の授業づくりのポイントの1つが目標の理解です。「なぜ道徳科の授業をするのか」「道徳科の授業を通し、子供たちの何を育てるのか」という目標が分かっていないことには、的確な授業づくりはかないません。目標をしっかり理解し、その目標に沿った授業づくりを進めましょう。
講話の内容
- 道徳教育の目標について
- 道徳性とは
- 道徳的諸価値とは
- 道徳科では何を学ぶ時間なのか
- 道徳科の内容項目について
- 自己関与とは
- 自己の生き方を考えるとは
など、目標に関わる様々なことが分かります。
<動画本編はこちら>
2つ目の「道徳科の評価の理解」は5月16日(月)公開予定です。
3つ目の「道徳科の指導の明確な意図」は5月23日(月)公開予定です。
どうぞ、ご期待ください。
プロフィール
浅見哲也(あさみてつや)
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官/1967年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、1990年より埼玉県熊谷市及び深谷市内公立小学校教諭、埼玉県教育局指導主事、深谷市教育委員会指導主事、深谷市内公立学校教頭、小学校校長兼幼稚園長を経て、2017年より現職。どの立場でも道徳の授業をやり続け、今なお子供との対話を楽しむ道徳授業を追究中。
取材・文・構成/浅原孝子 撮影/北村瑞斗