話す・聞く力を付けるための学級づくり
子供たちを話し方・聞き方名人に! 話す・聞く力を付けるための学級づくりのポイントの紹介です。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・杉本竜太

目次
この時期に身に付けよう
中学年の子供たちは、自分の考えを発表したいという意欲をもっている反面、友達の話を注意深く聞くということが難しいという実態があります。その理由として、友達が話をしていても気付かなかったり、最後まで話を聞く姿勢が身に付いていなかったりする傾向があるからです。この時期に、友達の話を最後まで聞く、友達が話していることを理解しようとする姿勢を身に付けることは、相手とコミュニケーションをとるうえで、とても大切なことです。
話し方・聞き方を指導する掲示物の例
話し方名人に
- 意見を言うときは、しずかに手をあげましょう。
- 名前を言われたら、「はい」とへんじをしましょう。
- へんじをしたら、立って話をしましょう。
- みんなにとどくような声で話しましょう。

聞き方名人に
- 話している人のほうを向いて聞きましょう。
- うなずきながら聞きましょう。
- 友達が何を言いたいのか考えて聞きましょう。
