【小5小6】卒業や進級に向けて子供たちに勧めたい本
子供たちが希望を持って卒業や進級ができるように、読み聞かせをしたり本を紹介したりしましょう。教室や廊下にコーナーを設置しておくのもお勧めです。
執筆/福岡県公立小学校教諭・下川美佳
目次
歌詞がそのまま絵本に。歌やBGMと一緒に読み聞かせできる♪
「しあわせになあれ」
詩/弓削田健介
絵/松成真理子
瑞雲舎
「はじまりの日」
作/ボブ・ディラン
絵/ポール・ロジャース
訳/アーサー・ビナード
岩崎書店
子供たちの心に静かに問いかける本
最後の学習参観、卒業式や修了式にメッセージを込めて読み聞かせたりするのもよいでしょう。学級懇談会で、保護者向けに紹介するのもお勧めです。
「最初の質問」
詩/長田弘
絵/いせひでこ
講談社
「神様が書いた4つの詩」
編訳/おかのきんや
絵/星加海
きこ書房
現実と向き合い、強く生きることを伝える本
高学年ともなれば、社会の矛盾や毎日の生き方について、ふと考えることも出てくる時期です。私たち大人から未来を生きる子供たちに、考えてほしい大切なことがぎゅっと詰まった本です。部分的に紹介して教室にそっと置いておくのもよいでしょう。
「『二分の一成人式』で伝えたい いのちの話 未来を生きる きみたちへ」
著/鎌田實
小学館
「なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと」
監修/池上彰
漫画/佳奈
画/モドロカ
学研プラス
『教育技術 小五小六』2021年3月号より