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身の回りをすっきり!「教室・職員室」整理整頓のポイント

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一年間溜まりに溜まった資料や荷物、機器、道具などを、年度納めのこの時期にすっきりと片付けたいもの。
今回は、元教師で現在学校専門の整理収納アドバイザーとして活躍する丸山瞬さんが、 教室・職員室それぞれでの「片付けポイント」について詳しく紹介していきます。

教室編

教室の デスク周りの整理ポイント

学年末の整理整頓は、これまでの自分のものの管理の仕方を見直してみる、絶好の機会だと思います。
今回は私の活用例を示しますので、ご自身の持ちものや好みに合わせて考えてみてください。

デスクの活用方法を見直すうえで大切なポイントは、「引き出しの使い方を決めること」です。

一時的に保管するもの。自分用、子供用、書類系といった大きなまとまりで考えると整理しやすくなります。分類に当てはまらないものは教室に持ち込まないようにすることも、デスク回りをきれいに保つ秘訣です。

デスク回りをきれいに保つ秘訣

教室のプリント類 書類などの管理ポイント

教室に作文用紙を多めに持っていったら、余った用紙が折れて使えなくなってしまった経験はありませんか。そんなときは、「必要なときに必要な枚数だけ教室に持っていくスタイル」を意識してみましょう。教室に置くプリントを極力少なくすると、すっきりと働けて紙の節約にもつながります。欠席した子への連絡用紙やお助けプリントなど、ストックがあったほうがよいプリントは、引き出し付きの棚よりもファイルに入れて保管しましょう。

書類管理のポイントは「重ねないこと」です。書類は重ねると内容が分かりづらくなり、管理が難しくなるという性質をもっています。 あとで整理しようと思って置いてしまう前に、見た瞬間に必要かそうでないかを判断します。必要であればすぐにファイリングなどの処理をし、必要がなければ、その日のうちに職員室内の古紙判断BOXに入れます。教室内に要らない紙BOXを置くと不必要な紙が重なってきます。すると不思議なことに「裏紙がいつか使えそう」「なくした書類があの中にあるかもしれない」という考えが湧いてきて、無駄な捜索が始まります。そういった意味でも重ねないことが重要です。

グッズ整理のポイント

1年間をふり返ってみて、実はあまり使わなかったものを減らしてみましょう。例えば、小さい引き出し付きの棚や買い込んだ雑巾など、活用しきることができなかったものはありませんか? グループ活動で使うホワイトボードも、一人1台タブレットが導入されてからは使う機会がなくなってしまっている場合もあるでしょう。

最大のポイントは、「溜め込まない」ことです。ものを所有する分だけ管理をする手間も増えます。教育に必要だと思えば、すべてのものが必要になり、管理をする手間も増えます。優先順位を考え、厳選して今よく使うものだけ残すとすっきりしますよ。

グッズ整理のポイント

おすすめの整理整頓グッズ

コクヨから出ている「モ・バコ」という自立式のカバンが、持ちものの整理にとても便利です。ファイルや教科書、筆箱、手帳などがちょうど入るくらいの大きさです。タブレットが入るポケットもあります。見た目もすっきりしているので。おしゃれに整頓ができます。

コクヨ「モ・バコ」
仕事に必要な道具をまとめて収納できるモバイルバッグ 「モ・バコ」(コクヨ)
矢印
コクヨ「モ・バコ」
ノートパソコンや書類、文具などをスッキリ収納でき、そのまま持ち運びできる。

職員室編

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