二年生の心と体がわかる!2021年版データ

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保護者会で使える!2年生の「心と体」データ

激変した学校生活を初めて送った一年生も、無事に二年生に上がります。今年の小学二年生の心と体を理解するデータを集めました。保護者会資料にもお役立てください。

1 体力・運動能力

スポーツ庁「令和元年度体力・運動能力調査」の結果には、新型コロナによる自粛生活の影響はまだ表れていません。今後は子供たちの体力・運動能力の低下が危惧されますが、スポーツ庁では、子供の運動機会の確保を推進していくとしています。

2 運動・スポーツ

スポーツ庁「令和元年度体力・運動能力調査」では、1日の運動・スポーツの実施時間と体力テストの結果を比較しています。7歳の子供は男女ともに、1日に運動する時間が長いほど、体力テストの平均合計点が高いという相関性が見られました。子供の体力・運動能力の向上のために、毎日の運動習慣を低学年から身に付けさせたいものです。

走る男子と女子

3 宿題

2019年12月、バンダイでは小学一〜六年生の子供の保護者600人を対象に、「小学生の宿題に関する意識調査」を実施しました。

小学生の「好きな宿題」総合1位が「算数の問題やプリント/算数ドリル」、2位が「漢字練習や書き取り/漢字ドリル」、3位が「教科書の音読」という結果でした。「嫌いな宿題」も同様の順位ですが、若干「漢字練習や書き取り/漢字ドリル」の割合が高くなっています。

「宿題に取り組む場所」は、小学一・二年生男子の71.0%、小学一・二年生女子の77.0%が「自宅のリビング・ダイニング」という割合で、「リビング学習」を実施している家庭が7割という結果でした。

リビングで宿題する子

4 コロナによるストレス反応

国立成育医療研究センターでは、2020年9〜10月、全国の0〜17歳の子供と保護者に、コロナ禍における親子の生活や心身の健康への影響の調査を目的にアンケートを実施しました。

「コロナのことを考えるといやな気持ちになる」など、なんらかのストレス反応を示した子供が、小学一〜三年生の75.8%に上っています。

取材・文/戸塚芳子 イラスト/佐藤道子

『教育技術 小一小二』2021年4/5月号より

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