【バスレク】絶対に盛り上がる低学年向けの4選


小学校では、遠足、社会科見学、宿泊行事など、行事でバスに乗る機会は意外と多いもの。バスに乗る時間は、バスレクによって、移動時間ではなく楽しい時間に変えることができます! この記事では、ブログやSNSでも大人気のレクの巨匠・北川雄一先生が教えてくれた、低学年に特におすすめのバスレクを紹介。インタビュー形式からチーム対抗まで、状況に合わせて選んでくださいね。
執筆/東京都公立小中学校教諭・北川雄一
目次
1.「ラブレター」
爆笑間違いなしのインタビュー系レク。手紙の内容を知らせずに質問に答えてもらい、出来上がった手紙を担任が朗読します。予想外の内容に爆笑必至です!
遊び方
- 「今日はみんなに手伝ってほしいことがあるんだ。先生、実は大切な人にお手紙を書いているんだけど、うまく書けないところがあるんだよね。考えるのを手伝ってくれない?」と話します。
- 子供たちに、以下16の質問に答えてもらいます。ランダムに1問ずつ指名していって、担任がメモしていきます。
【質問】
(1)今朝起きた時刻
(2)嫌いな天気
(3)好きな上の服を詳しく
(4)好きな下の服を詳しく
(5)顔の一部分
(6)動物の名前
(7)虫の名前
(8)乗ってみたい乗り物
(9)行ってみたい場所
(10)一度でいいから食べてみたい物
(11)鳥の名前
(12)海の生き物の名前
(13)体の一部分(5とは違うもの)
(14)動物の名前(6とは違うもの)
(15)体の一部分(5,13とは違う場所)
(16)1〜30の中で好きな数字 - これで準備はOKです。あとは次の文章に、質問の答えを入れて大げさに読み上げましょう。爆笑まちがいなしです!!
手紙の例
拝啓 〇〇(担任の推し、学年の先生、アニメキャラなど)さんへ
〇〇(担任の名前)より
この間は楽しい1日をありがとうございました。この手紙を書きながら、楽しかったことを思い出しています。あの時は(1)から(2)でしたね。 僕は、めいっぱいオシャレして、(3)と(4)で、あなたの来るのを今か今かと(5)を長くして2時間も前から待っていました。あの時、あなたの瞳は、まるで(6)のように愛らしく、(7)のようにはしゃいでいたのを覚えています。
それから2人で(8)に乗って、(9)に行きましたね。その時食べた(10)の味は今でも忘れることができません。駅でお別れする時、(11)のように手を振っていたのも、僕は一生忘れません。
あの時2人で写した写真を見て、父が「〇〇さんって(12)のような(13)がとても魅力的だ」と言っておりました。母も「(14)のような(15)がとてもチャーミングね」と言っておりました。
僕は、こんな素敵な友達がいて幸せです。これからは、月に(16)回ぐらいデートしたいです。では、1日も早く会える日を楽しみにしています。さようなら。
実際の内容例
実際にやるとこんな感じになります。担任がどんなふうに読むか、演技力が試されます(笑)
拝啓 〇〇さんへ
(北川雄一)より
この間は楽しい1日をありがとうございました。この手紙を書きながら、楽しかったことを思い出しています。あの時は(朝6時)から(台風)でしたね。僕は、めいっぱいオシャレして、(真っ赤なTシャツ)と(水玉のスカート)で、あなたの来るのを今か今かと(鼻)を長くして2時間も前から待っていました。あの時、あなたの瞳は、まるで(ゴリラ) のように愛らしく、(クワガタ)のようにはしゃいでいたのを覚えています。
それから2人で、(潜水艦)に乗って、(ピラミッド)に行きましたね。その時食べた(ツバメの巣)の味は今でも忘れることができません。駅でお別れする時、(カラス)のように手を振っていたのも、僕は一生忘れません。
あの時2人で写した写真を見て、父が「〇〇さんって(アザラシ)のような(手)がとても魅力的だ」と言っておりました。母も「(ライオン)のような(ひざ)がとてもチャーミングね」と言っておりました。僕は、こんな素敵な友達がいて幸せです。これからは、月に(25)回ぐらいデートしたいです。では、1日も早く会える日を楽しみにしています。さようなら。
2.「列対抗〇〇」
縦列でチームになって、他の列といろいろな方法で勝負します。
(1)列対抗ジャンケン
- 各列で一番前の人だけが手を挙げてジャンケンをします。(誰が代表者か分かりやすいように、バトンやタスキ、ぬいぐるみなどを持つようにしてもよいでしょう)
- 勝った人はそのまま、負けとあいこの人は脱落して、バトンを渡された列の二人目が勝負します。以後同様に進めます。
- 最後まで残っていたチームの勝ちです。2回戦は後ろの人からスタートしましょう!
(2)列対抗なぞなぞ
- ジャンケンではなく、なぞなぞで勝負です。答えられるのはバトンをもっている人だけです。
- 早い者勝ちで答えを言って、正解した人だけが残ります。あとの人たちは後ろの人に交代です。1分程度で答えが出なかった場合は全員交代です。最後まで残っていたチームの勝ちです。
(3)列対抗タケノコニョッキ
- バトンを持っている人(4人)だけで対戦です。両手を合わせ「タケノコタケノコニョッキッキ」のかけ声で開始します。
- 「1ニョッキ」→「2ニョッキ」→「3ニョッキ」……、と言いながら、誰ともタイミングが被らずに両手を頭上に挙げられた人から勝ち抜けです。
順番やタイミングは自由。誰かとコールのタイミングが被ったり、最後まで残ってしまったりしたら負け。負けた人は脱落して二人目に交代。最後まで残っていたチームの勝ちです。