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「主体的・対話的で深い学び」のある授業に変えるには?<後編> 【教師の悩みにピンポイント・アドバイス 田村学教授の「快答乱麻!」#22】

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教師の悩みにピンポイント・アドバイス 田村学教授の「快答乱麻!」
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文部科学省初等中等教育局主任視学官

田村 学

前回、「主体的・対話的で深い学び」を通して、資質・能力を育んでいくための授業改善の基本的な考え方をお話ししました。今回は、さらにそれを深めていくために考えておきたいことや、管理職やミドルリーダーが考えるべきことについて説明していただきます。

 学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」を通した資質・能力の育成をすることが求められていますが、赴任した学校では旧来型の一斉授業を行う先生が少なくありません。校長先生は、よく授業改善の必要性について話をされますが、「なかなか変わらない」ともおっしゃっていました。私自身も子供の頃に受けた旧来型の一斉授業から、「主体的・対話的で深い学び」のある授業に変えていくためにはどうしたらよいでしょうか。(小学校、20代) 

子供に力を付けるためには、終末をていねいに行うことが大事

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